映画『クルーエル・インテンションズ』続編がTVシリーズ化に向けて進行中!

危険な恋の駆け引きを楽しむ高校生の姿を描いた1999年の映画『クルーエル・インテンションズ』が、TVシリーズ化に向けて動き出していることが分かった。米Deadlineが伝えている。

【関連コラム】むき出しの感情が見るものを惹きつける...海外ドラマの"復讐劇"はいかが?

フランスのコデルロス・ド・ラクロによる小説「危険な関係」を現代風にアレンジした『クルーエル・インテンションズ』は、セバスチャン(ライアン・フィリップ)とキャスリン(サラ・ミシェル・ゲラー)という義理のきょうだいが、アネット(リース・ウィザースプーン)の処女を奪うというゲームに興じ、思わぬ悲劇を招いてしまうサスペンス。

米NBCが企画中のシリーズはこの映画の続編となり、セバスチャンとアネットの息子バッシュ・ケイシーを描く。16歳のバッシュは亡くなった父セバスチャンの日記を発見し、家族の秘密を知ってしまう。カンザスの小さな町を飛び出し、奨学金を得てサンフランシスコの名門進学校に入学した彼は、そこでセックスと金と権力と腐敗の世界に溺れてしまうのだという。

パイロットのエピソードは、映画版で脚本と監督を担当したロジャー・カンブルが執筆。さらには、今年5月に上演された非公式のパロディミュージカル『The Unauthorized Musical Parody of Cruel Intentions(原題)』を手掛けたリンジー・ロージンとジョーダン・ロスも同企画に参加する。シリーズ化となるのか、行方を見守りたい。(海外ドラマNAVI)

映画『クルーエル・インテンションズ』
(C) Everett Collection/amanaimages