ディズニー・ヴィランズ(ディズニー映画に登場する悪役の総称)の中でも代表的な存在である魔女のマレフィセント(『眠りの森の美女』)の娘を主人公にし、全米で記録的な視聴率を叩き出したTV映画『ディセンダント』。日本では12月、ディズニー・チャンネルにて独占初放送となる本作に、美声女3人によるユニット、elfin"(エルフィン)がゲスト声優として出演することになった。
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elfin"は、全日本美声女コンテストでグランプリと準グランプリに選ばれた3人、辻美優、高橋美衣、花房里枝で結成されたユニットで、本作のラストに登場する白雪姫と、女の子2人の役を演じる。白雪姫を演じる辻は、「小さい頃から『ハイスクール・ミュージカル』や『キャンプ・ロック』のようなミュージカルテイストのディズニー作品に出演できたら夢のようだと思っていたので、それを実現できてすごく嬉しいです」と興奮を隠しきれない模様。「ディズニーヴィランズの新しい一面が見られるので、ディズニーやディズニーヴィランズが大好きな方には、ビックリがいっぱいの作品になっていると思います」と高橋。花房は、「練習をしてからマイクの前に立ったんですが、距離感とかセリフの表現の仕方とか、言葉の裏側にある感情の表現が結構難しくて、とても勉強になりました」と感想を述べている。
「ディセンダント」とは、英語で「子孫」を意味し、そのタイトル通りに"もしディズニー・キャラクターに子孫がいて、10代だったら?"という驚くべき発想から誕生したオリジナル作品。プリンセスやヒーロー、そして悪役の親子が暮らすとある王国を舞台に、悪名高き親を持つ子どもたちの心の成長や友情、自分探しがテーマとして描かれる。
マレフィセントのほかには、『101匹わんちゃん』の悪女クルエラ・デ・ヴィル、『白雪姫』の邪悪な女王や『アラジン』の悪役ジャファーなどの子どもたちが登場。主役であるマレフィセントの娘マルには若手注目株のダヴ・キャメロン(『うわさのツインズ リブとマディ』)、母親のマレフィセントにはトニー賞受賞歴のあるクリスティン・チェノウェスが扮している。
『ディセンダント』は、ディズニー・チャンネルにて12月に日本独占放送。(海外ドラマNAVI)
Photo:elfin"(左から、花房里枝、辻美優、高橋美衣)
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