12月4日(金)より日本公開となる『007 スペクター』。それに先駆け、10月26日(月)、英ロンドンでロイヤルプレミアが開催された。世界最速上映となった同プレミアには、ダニエル・クレイグ、モニカ・ベルッチらキャストに加えて、英国王室のウィリアム王子とキャサリン妃、さらにヘンリー王子も臨席。『007/カジノ・ロワイヤル』ではエリザベス女王、『007/慰めの報酬』ではウィリアム王子とヘンリー王子、『007/スカイフォール』ではチャールズ皇太子とカミラ夫人がそれぞれプレミア会場に姿を現していたが、ダニエルにとって「007」シリーズ4作目となる今回も王室の面々がお目見えした。
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ロイヤル・アルバート・ホールが会場となったレッドカーペット中央には特設ステージが設けられ、アバンタイトル(オープニング)のメキシコの祝祭「死者の日」に登場する巨大なガイコツのオブジェや、ボンドカーのアストンマーティンDB10、ジャガーC-X75もお披露目された。
まず登場したのは、黒いタキシードに身を包んだダニエル。「素晴らしい人々の途方もないハードワークによってこの映画は完成した。だからこそ今夜は特別なんだ。そのみんなが集まって、自分たちの仕事を祝えるんだから。ボンドを演じるのは最高に楽しいことだから、このような作品で素晴らしい人々と一緒に仕事ができて光栄だった。エキサイティングな映画を作ったと感じているしとても誇りに思っているから、みんなに観てもらえるのが待ちきれないよ」と語っている。
ボンドガールの一人、レア・セドゥは、背中の大きく空いたゴールドのドレスで登場。「出演者は素晴らしい人ばかりでした。そしてもちろん、監督のサム・メンデスは素晴らしかったですね。彼の大ファンなんです。全てが最高でした」とコメントした。もう一人のボンドガール、モニカ・ベルッチは、深いスリットの入った濃緑色のベロアドレス姿。「007がイギリスの象徴だということは知っていましたが、今まさにそれを実感しています。ダニエル・クレイグは紳士でした。ジェームズ・ボンドとしてではなく人間としてです」と共演者を称賛している。
そして、ウィリアム王子とキャサリン妃も会場に登場。ジェニー・パッカムの淡いブルーのドレスに身を包んだキャサリン妃は、歓声に笑顔で応じ、レッドカーペット上で出迎えたダニエルとも握手すると、最新作の公開を祝福した。
世界最速上映だけあって、同プレミアにはほかにも数多くの著名人が出席。主題歌を手掛けたグラミー賞シンガーのサム・スミス、アカデミー賞女優のレイチェル・ワイズ、人気俳優のマーティン・フリーマン、テリー・ギリアム監督なども足を運んでいた。
セレブリティも注目する『007 スペクター』は、日本では12月4日(金)よりTOHOシネマズ日劇ほかにて全国ロードショー。また、11月27日(金)~29日(日)に先行公開される。(海外ドラマNAVI)
Photo:『007 スペクター』英国ロイヤルプレミア
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