1984年に公開され、世界中で大ヒットとなったホラーコメディ映画『グレムリン』。オリジナルと第2弾で、主役ビリー・ペルツァーを演じたザック・ギャリガンが、イベントで第3弾が製作されると明かしたことが分かった。
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発明家ペルツァーが骨董屋で手に入れたのは、不思議な動物モグワイ。大きな目と耳が愛くるしいモグワイをギズモと名付けて、息子ビリーへのクリスマス・プレゼントとして贈ることにしたペルツァーだが、モグワイを飼うには、「水に濡らさないこと、太陽光線に当てないこと、真夜中すぎにエサを与えないこと」という3つの誓いを守らなければならなかった。その誓いが破られた時、可愛いモグワイから凶悪な怪物グレムリンが増殖し、人間を襲い始める...。
米E!Onlineによると、11月末にロンドンで開催された『グレムリン』上映会イベントに登場したザックがファンの質問に応じた際、かねてから噂があった続編製作について次のように答えたという。「第3弾はリブートではないし、リメイクという形にもならないよ。1作目の脚本を手掛けたクリス・コロンバスが、オリジナルは特別な意味がある作品だから、彼が生きている間、リメイクは作らないと言っていた。だから、オリジナルの30年後を描いた『ジュラシック・ワールド』みたいな感じになるんじゃないかな」と、オリジナルの世界観を残した新たな作品へと生まれ変わり、第1作からのキャラクターが再登場することも付け加えた。
現在51歳のザックは第3弾に出演するかどうか分からないそう。『グレムリン』で映画デビューを飾った彼は、それ以降はほとんどが日本未公開ながら映画やドラマに多数出演し、俳優として活動を続けている。(海外ドラマNAVI)
Photo:『グレムリン』
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