スティーヴン・スピルバーグ、トム・ハンクス、ジョエル&イーサン・コーエン兄弟というアカデミー賞受賞スタッフ&キャストが実話をもとに描く『ブリッジ・オブ・スパイ』から、トムのインタビュー映像が届いた。
【関連動画】『ブリッジ・オブ・スパイ』トム・ハンクスのインタビュー映像はこちら!
アカデミー賞主演男優賞を2年連続で受賞し、30年以上にわたりトップスターとしての地位を保っているトム。このインタビューでは、コーエン兄弟が手掛けた脚本や、これまでにも何度も一緒に仕事をしているスピルバーグ監督、自身が演じるドノヴァンなどについて、徐々に口調が熱を帯びながら、じっくりと語っている。
ドノヴァンが抱えていた葛藤、彼の知る世界とは全く違っていたスパイの世界、彼が弁護することになるソ連のスパイ、アベルに対する思いなど、一見普通の弁護士の身に起きたことがどんなに特異な出来事だったのかをトムが自ら説明し、この役柄が持つ複雑な面を熱弁している。
舞台は、アメリカとソ連が一触即発の冷戦状態にあった1950年~60年代。主人公のジェームズ・ドノヴァンはアメリカ人弁護士で保険の分野で実直にキャリアを重ねてきたが、「誰でも弁護される権利がある」という信念のもとソ連のスパイの弁護を引き受けたことをきっかけに、思いがけなく国際交渉の世界に足を踏み入れることに。"普通の弁護士"ドノヴァンに与えられたミッションは、自身が弁護するソ連のスパイと、ソ連に捕らえられたアメリカ人パイロットの交換を成し遂げることだった。交渉の場は、敵地の東ベルリン。判断を誤れば即射殺という緊迫した状況のもと、ドノヴァンの孤立無援の闘いが始まる。
数々の名作に出演してきたトムを新たに魅了した『ブリッジ・オブ・スパイ』は、2016年1月8日(金)TOHOシネマズ スカラ座ほか全国ロードショー。(海外ドラマNAVI)
Photo:トム・ハンクス
(C) Twentieth Century Fox Film Corporation and DreamWorks II Distribution Co., LLC. Not for sale or duplication.