ビバリーヒルズに住む若者たちを主人公にした青春ドラマ『ビバリーヒルズ高校白書/青春白書』(以下『ビバヒル』)。1990年から2000年にかけて放映され、"ビバヒル・ブーム"という社会現象を巻き起こした同シリーズが、FOXクラシック名作ドラマにて1月9日(土)より第1話から放送される。それに合わせて、懐かしのキャラクターを演じたキャストたちがその後どうしているのかを追ってみた。今回は『~青春白書』から登場してきた主要キャラをピックアップしたい。
■ティファニー=アンバー・ティーセン(バレリー・マローン役)
ブランドンやブレンダの幼なじみで、セクシーなので男性からはモテるものの同性には嫌われる性格で様々なトラブルの原因となったバレリー。演じるティファニーは、その後クエンティン・タランティーノ製作総指揮の『フロム・ダスク・ティル・ドーン2』やウディ・アレン監督の『さよなら、さよならハリウッド』といった話題の映画に登場。およそ3時間にわたるTV映画『爆発感染 レベル5』(2007年)では鳥インフルエンザに襲われたロサンゼルスのドクターという役で主演を張る。さらに、マット・ボマー主演の大ヒットドラマ『ホワイトカラー』ではピーターの妻エリザベスとしてレギュラーを務めた。また、ティファニー本人としていろんな番組に出演しており、自らホストとして腕を振るう料理番組『Dinner at Tiffani"s(原題)』ではブランドン役のジェイソン・プリーストリーをゲストに招いている。
■キャスリーン・ロバートソン(クレア・アーノルド役)
サバサバした性格で面倒見が良かったスティーブの恋人クレアを演じたキャスリーンは、ドナ役のトリ・スペリングとともに出演した『最"新"絶叫計画』、ベン・アフレック共演の『ハリウッドランド』といった映画に登場。ドラマでは、『ミディアム 霊能者アリソン・デュボア』『CSI:マイアミ』『ベイツ・モーテル~サイコキラーの覚醒~』などの人気シリーズのゲスト出演を経て、現在は犯罪ミステリー『Murder in the First(原題)』でテイ・ディグス(『プライベート・プラクティス』)とともに主演を務めている。
■ヴィンセント・ヤング(ノア・ハンター役)
旅行先でブランドンたちが知り合う、トラウマを抱えた富豪の息子ノア役で知られるヴィンセントは、『CSI:NY』や『NCIS ~ネイビー犯罪捜査班』などのドラマにゲスト出演していたが、2010年のコメディ映画『Eagles in the Chicken Coop(原題)』を最後に、ここ数年は俳優業から遠ざかっている。余暇には油絵を描くのが趣味。
■ダニエル・コスグローヴ(マット・ダーニング役)
ケリーと一時は婚約する弁護士マットに扮したダニエルは、『ダーティ・セクシー・マネー』『グッド・ワイフ』『パーソン・オブ・インタレスト 犯罪予知ユニット』などの人気シリーズにゲスト出演するほか、『The Guiding Light(原題)』『All My Children(原題)』『Days of Our Lives(原題)』といったソープドラマで活躍している。また、2000年のTV映画『サタン・スクール/美しき悪魔』ではブレンダ役のシャナン・ドハティと共演していた。
■リンゼイ・プライス(ジャネット・ソズナ役)
ブランドンとスティーブが興した新聞社の社員で、スティーブと結婚して娘マデリンをもうけたジャネット。演じるリンゼイは7歳の時から『エアウルフ』『All My Children』などの作品に出演してきた子役で、『ビバヒル』以降も『CSI:科学捜査班』『PEPPER ~恋するアンカーウーマン』『リップスティック・ジャングル』『HAWAII FIVE-0』『Major Crimes ~重大犯罪課』『キャッスル ~ミステリー作家は事件がお好き』といったドラマに登場している。また、シンガーソングライターとしての顔を持ち、2007年にはミニアルバムをリリース。映画『Cosmic Radio(原題)』の中でリンゼイ本人として歌声を披露している。
(海外ドラマNAVI)
Photo:『ビバリーヒルズ高校白書』
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