YouTubeがオリジナル作品4タイトルを配信、米有料サービス向けに

YouTubeは、アメリカで昨年10月より本格運営が始まっている有料サービスYouTube Redにおいて、4タイトルのオリジナル作品を2月10日(水)に配信することを、米Deadlineなどが報じた。

【関連記事】Netflix発、ケヴィン・スペイシー主演の『House of Cards』が、本格的なネット・ドラマ時代の幕開けを告げる

オリジナル作品はいずれも、YouTubeで人気の高いパーソナリティや映像制作集団を起用して作られたもので、以下のラインナップとなっている。

●『A Trip to Unicorn Island(原題)』
チャンネル登録者は約780万人、視聴回数は10億回を超えるカナダ出身の人気YouTubeパーソナリティ、リリー・シン(IISuperwomanII)による、世界26都市を回るツアーの模様を描くドキュメンタリー映画

●『Dance Camp(原題)』
ダンスを通して友情を育み、自分を見いだす若者たちを描く青春映画

●『Lazer Team(原題)』
冴えない4人の男たちが、エイリアンの宇宙船を見つけたことをきっかけに、地球を救う戦いに乗り出すアクションコメディ映画

●『Scare PewDiePie(原題)』
YouTubeにおけるゲーム実況で知られるスウェーデン出身のコメディアン、PewDiePieが、お気に入りのビデオゲームを模した恐ろしい体験に挑む冒険リアリティ番組。『ウォーキング・デッド』のクリエイター、ロバート・カークマンが共同設立したスカイバウンド・エンターテイメントが制作

YouTube Redは、YouTubeが提供する動画、ゲーム、音楽に広告なしでアクセスできるほか、PCやタブレットに保存してオフラインで鑑賞できるサービス。月額料金は9.99ドル(US)(iOS端末では12.99ドル)となっている。Netflix、Amazon Prime、Huluと、強豪が並ぶアメリカの映像配信において、YouTube Redはオリジナル作品でどれだけのユーザーを惹きつけることができるだろうか? (海外ドラマNAVI)

Photo:『Lazer Team』
(C) Everett Collection/amanaimages