ブランクの心配はご無用! 『フルハウス』復活版をキャストが語る

今なお世界中で愛されている大人気ファミリードラマ『フルハウス』。今月26日(金)よりいよいよリブート版『フラーハウス』が世界同時配信されるが、久しぶりにファンの前に戻ってきた『フルハウス』の世界について、出演者たちが語っている。米Varietyが伝えた。

本作では、大人になった長女D.J.(キャンディス・キャメロン)が自分の子どもを育てるため、故郷サンフランシスコに帰ってくるところから始まる。そして、D.J.は妹ステファニー(ジョディ・スウィーティン)や、長年の親友でシングルマザー仲間のキミー(アンドレア・バーバー)に助けられながら子どもたちを育てていく。彼女たちだけでなく、ジョーイ役のジョン・ステイモス、ダニー役のボブ・サゲット、ジョーイ役のデイヴ・クーリエ、ベッキー役のロリ・ロックリンといったほかのオリジナルキャストもゲスト出演する。

今回、物語の中心となるD.J.を久しぶりに演じることになったキャンディスは、役作りに苦労することはなかったようだ。「私の中に、D.J.という存在が大きく残っているの。どのキャラクターにも、私たち自身が反映されているんだと思うわ。オリジナルの番組が終了してから『フラーハウス』に至るまでにD.J.に起きたことは私自身は経験していないけど、その間の彼女の思いを汲み取ることは簡単だったわ。私たちにとって、『フルハウス』は子ども時代のすべてなの」と、幼い頃から長年演じてきたD.J.という役の存在の大きさを語った。

現在はラスベガス在住という設定のジョーイを再び演じるデイヴは、キャストの間の化学反応がリブート版を成功に導くと考えているようだ。「僕たちの間には、撮影中もそうではない時も、とても良い化学反応が起きているよ。みんな、お互いのことが本当に大好きなんだ。そのことがドラマの中にもにじみ出ていると思う」

D.J.の親友キミー役のアンドレアもデイヴと同意見のようで、「私たちの間で起きる化学反応や、これまでに築いてきた歴史は、単なる演技では得られないものよ。30年近く一緒にいたというのは、ほかの番組では例がなかったことだから」と、実際に長い年月をともに過ごしてきたからこその絆の深さを強調している。

そんな中、ジョーイの妻ベッキーを演じたロリは、ためらう気持ちがあったことを明かしている。「できるかしら? と思う瞬間があったの。でも、みんなが集まって台本を読み始めたら、全員がそれぞれのキャラクターに戻っていたわ」

キャストたちが長い年月で築き上げた絆の強さが再確認できる『フラーハウス』は、Netflixにて2月26日(金)より世界同時配信。(海外ドラマNAVI)

Photo:『フラーハウス』
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