『エクソシスト』パイロット版、二人の神父役が決定!

不朽のホラー映画『エクソシスト』を米FOXがドラマ化することはすでにお伝えしたが、そのパイロットで主役を務める二人の神父役がこのほど発表された。米Deadlineが報じている。

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今回の企画は、1971年に刊行されたウィリアム・ピーター・ブラッティによる原作をベースとして、現代風のリメイクを行うというもの。タイプの異なる二人の男、トーマス・オルテガ神父とマーカス・ラング神父が、恐ろしい悪魔憑きに見舞われた家族の事例に取り組み、真の悪と対決する心理スリラーだ。

小規模だが親切な教会の指導者である、献身的で情け深いトーマス神父を演じるのは、アルフォンソ・ヘレラ。メキシコ出身のアルフォンソは同国のTVシリーズを中心に活動してきたが、昨年Netflixで配信が始まった『センス8』にも出演している。もう一人の主人公、教会が認めていない仕事を遂行する神聖な戦士、マーカス神父を演じるのは、ベン・ダニエルズ。ベンは、Netflixの人気ドラマ『ハウス・オブ・カード 野望の階段』や、米Starzのリミテッド・シリーズ『フレッシュ・アンド・ボーン』に出演している。

脚本/製作総指揮を担うのは、『ファンタスティック・フォー』(2015年)の脚本に参加したジェレミー・スレイター。製作総指揮には彼のほか、ジェームズ・ロビンソン(『リーグ・オブ・レジェンド/時空を超えた戦い』)、デヴィッド・ロビンソン(『ドリームハウス』)らも名を連ねている。(海外ドラマNAVI)

Photo:映画『エクソシスト』
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