女優アンジェリーナ・ジョリーの父として知られ、オスカー俳優でもあるジョン・ヴォイトが、米大統領選で共和党から出馬しているドナルド・トランプ氏を支持していることが分かった。米E!Onlineが報じている。
今月8日(火)、米Breitbart Newsのインタビューを受けたジョンは、「ドナルドがベストだとは言わないが、私は気に入っている。彼は、(米国が抱える)問題解決への答えだ。国民と共和党は彼を支持しなければならない。我々には、問題に飛び込んで国を再建し、かつてのアメリカに導いてくれる人物が必要なんだ」とコメント。
トランプ氏は、米国へのイスラム教徒入国を禁止するべきと訴えたり、不法入国してくるメキシコ人を‟強姦魔"呼ばわりするなどの発言で、物議を醸している人物。もともと、ハリウッドのセレブやスターは民主党支持者が多いこともあり、暴言が目立つトランプ氏をサポートする人は極めて少ない。
しかしジョンは「彼にはユーモアと遊び心があるし、飽きさせない。それに、何と言っても彼は正直だよ」と称し、トランプ氏の歯に衣着せぬ物言いに好感を持っている様子。ジョンは前回の大統領選でも、共和党から立候補していたミット・ロムニー氏を支持し、オバマ大統領を批判していた。
大統領選は現在、民主党と共和党の指名者獲得争いの真っ只中で、共和党ではトランプ氏とテッド・クルーズ氏がデッドヒートを繰り広げている。民主党は、ヒラリー・クリントン氏とバーニー・サンダース氏のいずれかが指名される可能性が濃厚のようだ。(海外ドラマNAVI)
Photo:ジョン・ヴォイト(C)Kazuki Hirata/www.HollywoodNewsWire.net