『HEROES REBORN』ジャック・コールマン、CMで続編企画を知る

『HEROES/ヒーローズ』と、その続編となる『HEROES REBORN/ヒーローズ・リボーン』に主演したジャック・コールマンだが、続編企画について知ったのは視聴者と同じタイミングだったそうだ。

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『HEROES』が2010年に終了した後、ジャックら出演者はシリーズ再開を待ち望んでいたという。「シリーズが終わって最初の1年は、(TVや映画など)何らかの形で物語を完結させる場が与えられるだろうと、僕らは期待していたんだ。でも、それから1年が経ち、また1年が経過と、何も起こらなかった。ところが2014年冬季オリンピック放送の際、『HEROES REBORN』のCMが突然流れてきた。僕ら出演者たちはグループメールで『何が起こったんだ?』って大騒ぎしたものさ」と、ファンと同じタイミングで続編製作を知らされたことを明かしている。

オリジナルキャストにも秘密裏に進められていた『HEROES REBORN』は全13話構成だが、最初から限定シリーズとして製作されたものだという。ジャックは、「始めから終わりまで、終始一貫して全13話として製作された。ビジネスという観点では次のシーズンを考えても良かったのかもしれないが、それは一度も意図されていなかったよ。最終話を見てもらえれば、確かにこれで完結したと分かってもらえるだろう」と説明した。

ジャックはさらに、ついに完結となる『HEROES』シリーズが、いかに画期的なドラマであったかもふり返っている。「僕らは時代の先を行っていた。当時はほとんどスーパーヒーローものが放送されていなかったんだ。本作が成功したのは、ファミリードラマでもあったこと。SFファンじゃない人たちも、そこに惹きつけられたのだと思う。このジャンル(SF)では特殊効果を多用しなければならないけど、それには大金がかかる。大ヒット映画では特殊効果に驚くほどのお金が使われている。TVの予算で同じようなことをするのはとても困難だけど、『HEROES』はTVでも特殊効果を使えると証明した。その特殊効果の出来が『マトリックス』と同じというわけはいかなくても、視聴者は登場人物に感情移入してくれたし、アクションシーンに興奮してくれたと思う。『HEROES』は現代のTVシリーズに大きく貢献しているんだ」と、スーパーヒーロードラマの流行において多大な役割を演じたことを誇った。

『HEROES』の5年後の世界を新たに描いたリミテッド・シリーズ『HEROES REBORN/ヒーローズ・リボーン』は、スーパー!ドラマTVにて4月25日(月)22:00より日本初放送。(海外ドラマNAVI)

Photo:ジャック・コールマン
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