『キャッスル』のコンビが新たな男女バディドラマを制作へ

推理小説家が女性刑事とコンビを組み、数々の難事件をともに解決していく人気のミステリードラマ『キャッスル~ミステリー作家は事件がお好き』。そのスタッフであるアンドリュー・W・マーロウとテリー・エッダ・ミラーが、新しい男女バディドラマ『Take Two(原題)』を手掛けることが分かった。米Varietyが報じている。

『キャッスル』で、マーロウはショーランナーを、ミラーは脚本をそれぞれ担当してきた。そんな二人が新たに手掛ける『Take Two』は、ロサンゼルスを舞台に、私立探偵のエディ・ヴァレティックが、リハビリを終えたばかりの人気刑事ドラマのスター、エマ・スウィフトを自分の探偵事務所のテレビCMに起用するところから始まる。CMは大反響を呼ぶものの、依頼人から自分ではなくエマを雇いたいと言われてしまったエディは彼女とパートナーを組むことに。そしてエマは、TVシリーズで培った演技力と経験を生かして事件を解決していく...という展開だ。

本作でマーロウとともに製作総指揮を務めるローラ・バウアー(『クロッシング・ライン ~ヨーロッパ特別捜査チーム~』)は、「テリーとアンドリューは二人とも素晴らしい表現者で、彼らの才能が融合することは衝撃的です。『Take Two』のようなワクワクする作品を一緒に製作できること以上に嬉しいことはありません」と、彼らとともに仕事をする喜びを語っている。

『キャッスル』では、キャッスルがミステリー小説家としての取材で得た知識や築いた人脈を生かして、ベケット刑事の助けとなっていた。その男女のキャラクターを逆にしたような設定の『Take Two』が、同作のスタッフによってどんな作品に仕上がるのか、楽しみだ。(海外ドラマNAVI)

Photo:『キャッスル~ミステリー作家は事件がお好き』
(C)ABC Studios.