打ち切りが噂された『スリーピー・ホロウ』、いまだ更新されず

米FOXは、天才司法解剖医ローズウッドを主人公にした犯罪捜査ドラマ『Rosewood(原題)』と、地獄に飽きてロサンゼルスに舞い降りたルシファーが暗躍するファンタジードラマ『Lucifer(原題)』という新作2本を2016-2017シーズンに更新することを発表した。一方で、日本でも放送されている人気作の更新はいまだに決まっていない。米E!Onlineなどが伝えている。

前述の2本のほか、音楽業界の裏側を舞台に一族の熾烈な相続争いを描く『Empire 成功の代償』、DCコミックのスーパーヒーロー、バットマンの前日譚を描く『GOTHAM/ゴッサム』、コメディの『The Last Man on Earth(原題)』と『Brooklyn Nine-Nine(原題)』の新シリーズ製作が決まった一方、『New Girl ~ダサかわ女子と三銃士』や『スリーピー・ホロウ』は更新が発表されず存続を危ぶまれている。特に『スリーピー・ホロウ』は、今年1月のTV批評家協会の冬季プレスツアーでシーズン更新が発表された作品の中に同タイトルが入っていなかった頃から打ち切りの噂が上がっており、その際に同じく更新されなかった『BONES』は、のちにシーズン12への更新が決まるもそれがファイナル・シーズンとなっている。

また、『フルハウス』のジェシーおいたんことジョン・ステイモスが主演するファミリーコメディ『Grandfathered(原題)』と、ロブ・ロウ(『カリフォルニケーション』)が弁護士に扮したコメディ『The Grinder(原題)』も更新未定の状態だ。そして新作の『マイノリティ・リポート』は打ち切りが決定しており、『Second Chance(原題)』も更新される見込みはないという。

『BONES』とのクロスオーバーも果たしたシーズン3まで放送している『スリーピー・ホロウ』と、シーズン5に突入した『New Girl』は日本のファンにもおなじみだが、果たして新シーズンは製作されるのだろうか。(海外ドラマNAVI)

Photo:『スリーピー・ホロウ』
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