『10クローバーフィールド・レーン』監督、Netflix『ブラック・ミラー』に起用される

Netflixで配信されている英国発の近未来アンソロジードラマ『ブラック・ミラー』。その新シーズンにおいて、ハリウッドで脚光を浴びる監督が新たに起用されることになった。

米Deadlineが報じたところによると、日本で6月17日(金)に公開される映画『10クローバーフィールド・レーン』で監督を務めたダン・トラクテンバーグが、新シーズンの1エピソードを担当することになったという。

アメリカで今年3月に公開された『10クローバーフィールド・レーン』(J・J・エイブラムス製作)は、地下シェルターに監禁された女性が、「外では恐ろしいことが起きている」と脅されながら、見知らぬ男と共同生活をするサスペンス映画。密室で展開する緊迫感に満ちたドラマが高く評価されただけでなく、現在までに世界市場で1億ドル超と、制作費1500万ドルを凌駕する興行収入を叩き出している。

『ブラック・ミラー』新シーズンではすでに、『つぐない』のジョー・ライトや、ジリアン・アンダーソン主演作『THE FALL 警視ステラ・ギブソン』のジェイコブ・ヴァーブリューゲンといった監督が起用されている。

また新シーズンの出演者としては、ブライス・ダラス・ハワード(『ジュラシック・ワールド』)や、アリス・イヴ(『スター・トレック イントゥ・ダークネス』)、マラカイ・カービー(『ROOTS/ルーツ』)、ググ・ンバータ=ロー(『TOUCH/タッチ』『ジュピター』)、マッケンジー・デイヴィス(『恋人まで1%』『オデッセイ』)など旬の顔ぶれが集まり、期待が高まっているところだ。

『ブラック・ミラー』は、インターネットやスマートフォン、リアリティショーなど、テクノロジーやメディアの潮流が私たちの生活に及ぼす影響をテーマに据えて、近未来のストーリーを描くオムニバス形式のドラマ。アメリカではNetflixで2014年12月に配信がスタートし、瞬く間に口コミで人気が拡大した。その人気を見たNetflixは、番組クリエイターのチャーリー・ブルッカーと契約を交わし、新たに12話を制作する。(海外ドラマNAVI)

Photo:『10クローバーフィールド・レーン』
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