ヴォルデモートVS若きハン・ソロ!? 『ヘイル、シーザー!』特別映像が到着!

アカデミー賞監督のジョエル&イーサン・コーエン兄弟が贈る新作映画『ヘイル、シーザー!』。本日公開となる同作から、レイフ・ファインズが登場する特別映像が届いた。

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レイフが演じるのは、キレたら超危険な映画監督ローレンス・ローレンツ。ハリウッド黄金期の撮影所を舞台とした本作で、洗練された上流階級のドラマ劇を監督する彼は、スタジオの意向により主演に決定したカウボーイ俳優のホビー・ドイルに大苦戦。このキャスティングに不満を感じながらも、何とか良い演技をさせようとホビーとセリフの訓練を重ねるシーンで、相手のひどい訛りに手を焼き、どんどん表情が険しくなっていく様子は必見だ。

レイフといえば、アカデミー賞に2度ノミネートされている演技派だが、『ハリー・ポッター』シリーズのヴォルデモートとして覚えている人も多いだろう。一方、今回の映像で彼と訓練を重ねるボビー役のアルデン・エーレンライクは、『スター・ウォーズ』の人気キャラクター、ハン・ソロの若き日を描く映画で主役に抜擢された注目の若手だ。

今回コーエン兄弟の作品に初めて参加したレイフは、「ジョエルとイーサンの指導は控えめで、とてもリラックスしている。それはなかなかできないことだよ。段取りがよく、あらゆる作業が迅速に進んだ。ほかの撮影とは大違いだったよ。チームができ上がっていて、各自が自信を持っている。ものすごく効率的だった」と称賛。作品については、「階層制、虚栄心、不安や孤独、成功の夢や失敗の悲しみ。いかにして人間の脆さがむき出しになり、映画や劇場の世界で誇張させていくかを描いているんだ」と説明している。

1950年代、ハリウッドが"夢"を作り、世界に贈り届けていた時代。スタジオの命運を賭けた超大作映画「ヘイル、シーザー!」の撮影中に、主演俳優であり世界的大スターのウィットロック(ジョージ・クルーニー)の誘拐事件が発生する。撮影スタジオが大混乱に陥る中、事件解決を命じられたのは貧乏くじばかりを引いている"スタジオの何でも屋"(ジョシュ・ブローリン)。お色気たっぷりの若手女優(スカーレット・ヨハンソン)やミュージカルスター(チャニング・テイタム)など、撮影中の個性溢れるスターを巻き込みながら世界が注目する難事件に挑む!

『ヘイル、シーザー!』は5月13日(金)、TOHOシネマズ シャンテほか全国ロードショー。(海外ドラマNAVI)

Photo:『ヘイル、シーザー!』
(C) Universal Pictures