『ダウントン・アビー』のプロダクション会社が17世紀の移民ドラマを製作

英国貴族と使用人の人間模様を描いた英人気ドラマ『ダウントン・アビー』のプロダクション会社、Carnival Filmsが、17世紀を舞台とした移民ドラマ『Jamestown(原題)』を製作することが明らかとなった。

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米Varietyによると、『Jamestown』では、初めて未開の地アメリカへ旅立った英国移民がコミュニティを築き上げる様子が描かれるという。時は1619年。アメリカ西部に腰を落ち着けた移民の中には、ジェイムズタウンの男たちと結婚するためにやって来た、ジョセリンとアリス、ヴェリティという3人の女性がいた。彼女たちは女性開拓者として夢を成し遂げるべく、新たな地で新生活をスタートさせる...というストーリーだ。

ジョセリン役にナオミ・バトリック(『クロッシング・ライン ~ヨーロッパ特別捜査チーム~』)、アリス役にソフィー・ランドル(『ピーキー・ブラインダーズ』)、ヴェリティ役にはニアム・ウォルシュ(『Holby City 原題)』)がキャスティングされている。このほか、ジェイソン・フレミング(『X-MEN:ファースト・ジェネレーション』)とマックス・ビースレイ(『MAD DOG』シリーズ)、ディーン・レノックス・ケリー(『恥はかき捨て』)、ショーン・ドゥーリー(『レッド・ライディング』シリーズ)、スチュアート・マーティン(『クロッシング・ライン』)、スティーヴン・ウォディントン(『イミテーション・ゲーム/エニグマと天才数学者の秘密』)らが顔を揃える。脚本を手掛けるのは、英ドラマ『ラークライズ』で脚本・製作総指揮を担ったビル・ギャラガー。

8話構成となる本作について、Carnival Filmsの代表取締役ギャレス・ニームは、「初代イギリス移民の目を通して、アメリカの誕生を描くユニークな作品です。今までにビルは、素晴らしい登場人物が繰り広げる冒険に満ちた作品を作ってきました。生と死、野心と権力、愛と衝突が描かれる本作は賭けでもあります」と意気込みを語っている。(海外ドラマNAVI)

Photo:『ダウントン・アビー』シーズン5
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