映画『タイム・アフター・タイム』のリメイクドラマ、シリーズ化決定

古典SF小説「タイムマシン」で有名な小説家H・G・ウェルズが、本当に時間旅行をするドラマ『Time After Time(原題)』。そのシリーズ制作に、米ABCがゴーサインを出したことを、米Deadlineなどが報じた。

本作は、カール・アレクサンダー作の原作小説と、1979年の映画『タイム・アフター・タイム』(ニコラス・メイヤー監督)に基づくリメイク。主人公ウェルズと、殺人鬼の"切り裂きジャック"が、現代のマンハッタンを舞台に追跡劇を繰り広げる。ニューヨーク市にたどり着いたウェルズは、思いもかけなかった世界を目の当たりにし、とある若い女性に魅入られることになる。

今回のドラマ版では、フレディ・ストローマ(『ハリー・ポッターと謎のプリンス』)がウェルズを、また、ジョシュ・ボウマン(『リベンジ』)が切り裂きジャック(本名ジョン・スティーヴンソン)を演じる。ちなみに、1979年の映画では、マルコム・マクダウェル(『時計じかけのオレンジ』)がウェルズを、デヴィッド・ワーナー(『オーメン』)が切り裂きジャックを演じた。

出演はほかに、ジェネシス・ロドリゲス(『ラン・オールナイト』)、レジーナ・テイラー(『ザ・ユニット 米軍極秘部隊』)。

ドラマ版の脚本/製作総指揮を担うのは、『ドーソンズ・クリーク』『ヴァンパイア・ダイアリーズ』『ザ・フォロイング』などの作品を手掛けてきたケヴィン・ウィリアムソン。また、『ブラインドスポット タトゥーの女』の製作総指揮を担当したマルコス・シーガが、本作でも製作総指揮に名を連ね、パイロットの監督も務めている。(海外ドラマNAVI)

Photo:ジョシュ・ボウマン
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