『X-ファイル 2016』に続く新たな章の制作に、FOXは乗り気

1993年から9シーズンにわたって放送され、映画も2本作られた人気ドラマ『X-ファイル』。その復活版として、米FOXで今年1月から2月にかけて放送された新シリーズは、今後も作られていく可能性が高くなったようだ。

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米Deadlineなどが伝えたところによると、FOXテレビジョン・グループ会長のダナ・ウォルデンとゲイリー・ニューマンは、プレス向けのカンファレンス・コールにおいて、『X-ファイル』復活版に続く新たな章を作るプランを尋ねられた時、とても楽観的な回答をしたという。

このカンファレンス・コールの中でウォルデンは、「(番組クリエイターの)クリス・カーターや、(出演者の)デヴィッド・ドゥカヴニー、ジリアン・アンダーソンと話し合いました。(本作の)新たな章を作る意欲を、みんなが持っていると思いますよ。日程調整ができたところで、来年の今頃には何かしら発表できるでしょう」と話している。

とはいえ、キーとなる3人は相変わらず多忙なようで、ニューマンは、「どんなエピソード順が理にかなっているかを話し合いました。エピソード順は日程調整で決まることもあるのです。話し合いは今も続いています。私が言えるのは、もっと作りたいと一同が思っていること、そして、局と制作スタジオも同じ気持ちでいることです」と説明している。また、新たな章は、2017~2018年シーズンの放送を検討しているということだ。

『X-ファイル』復活版は、FOXのビデオ・オンデマンド・サービスにおいて、『Empire 成功の代償』に次いで最も視聴された作品となった。新たな章を来年放送するのは無理のようだが、モルダーとスカリーの活躍を今後も期待しながら待ちたいところだ。

アメリカで今年初めに放送された『X-ファイル 2016』は、20世紀フォックス ホーム エンターテイメント ジャパンより、6月1日(水)にデジタル配信開始、7月2日(土)にブルーレイ&DVDが発売・レンタル予定。(海外ドラマNAVI)

Photo:『X-ファイル 2016』
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