マーベル・コミックスのヒーロー、キャプテン・アメリカの恋人ペギー・カーターの活躍を描く、米ABCのアクションドラマ『エージェント・カーター』が、シーズン2をもって終了となることは先日お伝えした通り。ただ、同番組が終了しても、ヘイリー・アトウェル演じるエージェント・カーターは今後他のドラマに登場する可能性があるという。英Digital Spyが伝えた。
同局が同じく手掛けるマーベルのTVドラマ『エージェント・オブ・シールド』でショーランナーを務めるジェド・ウェドンは、米Hollywood Reporterの取材に対し、「ペギーはS.H.I.E.L.D.(国際平和維持組織)の創設者であり、これまでもこれからもエージェントだ。もちろん、こっちに登場する可能性はあるよ」と、ストーリー展開によってはヘイリーが『エージェント・オブ・シールド』に出演する可能性があると発言した。
続けてウェドンは、「マーベル・コミックスとマーベル・ユニバースの素晴らしいところは、本当にこの一座を離れることはないという点だ。コールソンが生きていることがその見本だよ」と、映画『アベンジャーズ』の中で命を落としたはずのエージェント、フィル・コールソン(クラーク・グレッグ)が蘇って『エージェント・オブ・シールド』で主人公を務めていることを例に挙げ、マーベル・シネマティック・ユニバースにおける可能性について述べている。
視聴者数の減少により打ち切りを余儀なくされた『エージェント・カーター』だが、ファンからは継続を望む声が多く寄せられており、すでに87,000以上の署名が集められ、Netflixでの継続を要望する運動も起きている。(海外ドラマNAVI)
Photo:『エージェント・カーター』
(C)2016 MARVEL & ABC Studios.