『アメリカン・ホラー・ストーリー』シーズン6はより閉ざされた空間で少人数の内容に?

実際に起きた事件や現象を参考に製作されている米FXの大ヒットホラーアンソロジー『アメリカン・ホラー・ストーリー』。シーズン毎に様々な怪奇事件を取り入れているが、新シーズンでは"閉所恐怖症"になってしまうような展開が待っているのかもしれない。同シリーズに何度も出演しているフィン・ウィットロックが、シーズン6の設定を米The Wrapに語っている。

フィンは、新シーズンの内容について「より"狭く"なると聞いているんだ。前回は多くのストーリーラインがあって、壮大なエピソードを描いていたけど、今回はより閉ざされた空間で、そして少ないキャストで描かれるんじゃないかな」とコメント。

彼は続けて、「2、3話のエピソードについて話したけど、このドラマには決まった展開なんてないんだ。僕らがうっかり話してしまわないように、秘密にしておけるようにそうなっているんじゃないかな。今までもたくさんの間違った噂を聞いたけど、(シーズン5の)『Hotel』の時は撮影が始まる2、3ヵ月前まで何も明かされなかったんだよ。ちょうど今、どんな風に話を進めていくのかを議論しながら脚本が書かれているんだ」と、キャストでもその詳細はなかなか知らされないほど製作が秘密裏に進められていることを明かした。

新シーズンに関してはキャスティングも正式な発表はされていない。しかし、クリエイターのライアン・マーフィーは以前参加したイベントの中で、フィンのほか、シャイアン・ジャクソン、ウェス・ベントリー、マット・ボマー、アンジェラ・バセット、デニス・オヘア、キャシー・ベイツ、サラ・ポールソンら同シリーズでおなじみの面々が復帰することを明言、また、『Hotel』で女優デビューを果たしたレディー・ガガが続投することも明かしている。

前シーズンでは、ホテルを舞台に、実在する様々な事件や怪奇現象を取り入れていた。今度はどのような恐怖体験ができるのか、続報を待ちたい。(海外ドラマNAVI)

Photo:フィン・ウィットロック
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