米CWの大人気コメディドラマ『ジェーン・ザ・ヴァージン』で、主人公ジェーンの父親で、テレノベラのスターでもあるロヘリオを演じるハイメ・カミル。彼が、大人気ブロードウェイミュージカル『シカゴ』に出演することが分かった。
米BROADWAY.COMによると、1920年代のシカゴを舞台にした本作でハイメが演じるのは敏腕弁護士ビリー・フリン役。アカデミー賞で作品賞を含む6部門に輝いた2002年の映画版では、リチャード・ギアが演じていた役だ。
スターを夢見るロキシーは、揉め事が原因で愛人を撃ち殺し、刑務所に収監されてしまう。そこで憧れのキャバレー歌手ヴェルマと遭遇したロキシーは、マスコミ操作に長けたビリーのおかげでスター扱いを受けることに。ロキシーを目の敵にするようになったヴェルマもビリーを雇い、二人はスターの座を獲得しようと火花を散らすようになる...。ハイメは、才能あふれる二人の女性の間で、翻弄される男を演じることになる。
メキシコ出身のハイメは『ジェーン・ザ・ヴァージン』に出演するまで、主に南米のTVシリーズや映画に出演。歌手としても活動しており、アルバム4作がプラチナ・アルバムに輝いている。歌って演技もできる彼は、母国メキシコでスペイン語版ミュージカル『ウェストサイド物語』や『アラジン』にも出演し、2005年には、舞台『Latinologues』でブロードウェイデビューも果たした。
ハイメがビリー役で『シカゴ』に登板するのは、5月31日(火)から7月3日(日)までの5週間で、本作はアンバサダー・シアターにて絶賛上演中。なお、彼がロヘリオ役で出演する『ジェーン・ザ・ヴァージン』シーズン2は、米CWにて毎週月曜21:00より放送中。日本ではNetflixにてシーズン1が配信中だ。(海外ドラマNAVI)
Photo:ハイメ・カミル
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