DCコミックス映画には希望と楽観が必要?

現在、ワーナー・ブラザースとタッグを組んで映画製作に力を入れているDCコミックス。しかし、その先駆けとなった『バットマン vs スーパーマン ジャスティスの誕生』にネガティブな反応が多かったことを受けて、今後は大きな改善が必要と見られているようだ。

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『バットマン vs スーパーマン』、そして9月に公開される『スーサイド・スクワッド』で製作総指揮を務めたジェフ・ジョンズは、DCの映画シリーズには"希望と楽観"がより必要になると、米Vultureに語っている。「キャラクターや物語の根底には、たくさんの感情が含まれているものだ。観客は作品の中に希望と楽観できるポイントがあることを当然のこととは思っていない。特に意識していないんだ。でもそれがないと、途端に空虚だと感じてしまうんだよ」と、観客は知らず知らずのうちに作品に明るい要素を求めていると説明。

アメコミを代表する二大ヒーローが初めてスクリーン上で戦いを繰り広げる『バットマン vs スーパーマン』は公開前から大きな注目を集めていた。しかし、ユーモアの要素がなく、特にヘンリー・カヴィル演じるスーパーマンにダークさが目立つとして、ファンから落胆の声が上がっていた。

今後公開が控える『スーサイド・スクワッド』『Wonder Woman(原題)』『The Justice League(原題)』といったDCコミックスが原作の映画はファンの期待を取り戻すことができるだろうか。(海外ドラマNAVI)

Photo:ヘンリー・カヴィル
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