『ルーム』ブリー・ラーソンのマーベル"キャプテン"就任をキャプテン・アメリカも後押し!

映画『ルーム』で本年度のアカデミー賞主演女優賞を受賞したブリー・ラーソンが、マーベルの新作映画『Captain Marvel(原題)』の主人公キャプテン・マーベル役の最有力候補であることは先日お伝えしたが、『キャプテン・アメリカ』のクリス・エヴァンスも彼女のことを後押ししているようだ。英Digital Spyが報じている。

2009年の映画『スコット・ピルグリム VS. 邪悪な元カレ軍団』でブリーと共演したクリスは、彼女のことを「驚異的」と表現するほど絶賛している。彼は、ブリーがキャプテン・マーベルの候補に選ばれていることについて、「ちょうど聞いたところだよ。本当に彼女にやってほしいね! 僕はブリー・ラーソンが大好きなんだ。過去に映画で共演しているんだよ。彼女については言葉ではうまく説明できない。自然現象のような、驚異的な人で、本当にキャプテン・マーベルを演じてほしいよ」と、ブリーがマーベル初の女性スーパーヒーローになることを後押ししている。

しかしながら、ブリーは以前インタビューを受けた際にそのキャラクターのことを知らなかったようで、「それは男の子? 私は男性を演じるってこと?」と答えていた。彼女は続けて、「"面白そう!"って思ったわ。自分は永遠に女性の役しかやらないものだと思っていたけど、クリス・エヴァンスを演じるところまで来ているのね。みんなはこの役を私に演じてほしいと思っているのかしら? OK。いいことを聞けたわ。まずはコミックを読むところから始めるわね」と、スーパーヒーローを演じることに前向きな姿勢を見せていた。

キャプテン・マーベルは、1968年に誕生したスーパーヒーローで、今日までに複数のキャラクターが同ヒーロー名を名乗ってきた。今回ブリーが演じることになりそうな役は、キャロル・ダンヴァースという女性のキャラクターで、地球人と異星人のDNAの融合により怪力や飛行能力などの超能力を持つ設定だという。

脚本を手掛けるのは、『インサイド・ヘッド』のメグ・レフォーヴと、『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』のニコル・パールマン。監督はまだ決まっていない。『Captain Marvel』は2019年3月に全米公開予定。(海外ドラマNAVI)

Photo:『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』のクリス・エヴァンス(左)
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