『NCIS』降板したトニー役の後任捜査官にウィルマー・バルデラマ!

米国海軍犯罪捜査局の活躍を描く大ヒットドラマ『NCIS ~ネイビー犯罪捜査班』シーズン13にて、特別捜査官アンソニー・"トニー"・ディノッゾを演じてきたマイケル・ウェザリーが降板したニュースは当サイトでもお伝えしたが、その後任の捜査官役として、『ザット"70s ショー』の留学生フェズ役や『マイノリティ・リポート』のブレイク刑事役で知られるウィルマー・バルデラマが、シーズン14にレギュラー出演することが決定した。

米TV Lineなどによると、ウィルマーの役名は未定だが、かつて謹慎処分を受けたことがあるワケあり捜査官で、数年間、諜報活動のため潜伏して姿を消し、生死も不明だったが、今回いきなり再び表舞台に現れたという設定だという。国家と仕事に対しては非常に献身的な態度だが、何をするか予測不可能で、手に負えない危険な一面を持つカリスマ性のある人物とのことだ。ウィルマーは、最近では『グレイズ・アナトミー』シーズン12に、患者役で数話に出演していた。

『NCIS』の製作総指揮者のゲイリー・グラスバーグは、「ウィルマーはスポーツマンタイプでドラマチックな要素もあり、コメディ演技の才能もあって『NCIS』にピッタリだ。ファンは今まで見たことがない彼の一面を見ることになると思うよ。とても面白くなりそうだ。私たちチームは皆、彼の加入に興奮している」と語っている。

なお、『NCIS』シーズン13のラスト2話にFBI捜査官役で登場したサラ・クラーク( 『24 -TWENTY FOUR-』のニーナ・マイヤーズ)とMI6(英国情報局秘密情報部)諜報員役のデュアン・ヘンリー(『LAW & ORDER:UK』)が、シーズン14に再登場するかどうかは未定である。

『NCIS』シーズン14は米国で今秋に放送開始予定。(海外ドラマNAVI)

Photo:ウィルマー・バルデラマ
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