『CSI:NY』製作者がFOXの犯罪捜査ドラマのショーランナーに就任

大人気シリーズ『CSI:ニューヨーク』を手掛けるなど、米CBSで長い間仕事をしてきたトレイ・キャラウェイが、米FOXと新しく契約を交わし、『A.P.B. ハイテク捜査網』のショーランナーに就任したことが明らかになった。米Varietyが報じている。

本作は、ハイテク技術の分野で成功を収めたビリオネアの経営者が、街で起きた強盗事件に巻き込まれた親友を救えなかったことを機に、自分の技術・能力をシカゴ警察の人員設備に注ぎ、新しい街の治安維持に挑む物語。主演のジャスティン・カーク(『Weeds~ママの秘密』)をはじめ、ナタリー・マルティネス(『アンダー・ザ・ドーム』)、ケイトリン・ステイシー(『REIGN/クイーン・メアリー』)、テイラー・ハンドリー(『サウスランド』)、エリック・ウィンター(『メンタリスト』)、アーニー・ハドソン(『リゾーリ&アイルズ』)らが出演する。

『CSI:ニューヨーク』で脚本/製作総指揮として120以上のエピソードを担当し、人気シリーズを支え続けたキャラウェイは、昨シーズン、人気アクション映画をドラマ化したCBSの『ラッシュアワー』で製作総指揮を務めていたが、シーズン1にて打ち切りとなってしまった。また、『A.P.B.』もパイロット版ではデヴィッド・スラック(『パーソン・オブ・インタレスト 犯罪予知ユニット』)がショーランナーを務めていたが、創造性の違いで降板したため、マット・ニックス(『バーン・ノーティス 元スパイの逆襲』)と共にキャラウェイがその職に就くことになったのだ。

キャラウェイは、米CWの『The Messengers(原題)』や、米NBCの『レボリューション』でも制作総指揮を務めていたほか、ジェニファー・ラヴ・ヒューイット主演の大ヒットホラー映画『ラストサマー2』で脚本を執筆するなど、幅広いジャンルで活躍している。(海外ドラマNAVI)

Photo:『CSI:ニューヨーク9 ザ・ファイナル』
(C)2014 CBS Studios Inc.