『SUPERGIRL』、カーラの新たな上司を含む新キャストが発表

この秋、米CWで放送がスタートする人気ヒーローアクションドラマ『SUPERGIRL/スーパーガール』の新シーズンで、二人の新キャストが決まったことを、米Entertainment Weeklyなどが報じた。

一人目は、『クーガータウン』『フェリシティの青春』のイアン・ゴメスで、主人公カーラ(スーパーガール)の新たなボス、スナッパー・カーとして、シーズン2の第2話から準レギュラー出演する。スナッパーは、キャリスタ・フロックハート演じるキャットが、キャットコー誌の編集長として任命した人物で、頑固だが頭の切れるジャーナリスト。原作コミックでは、スーパーヒーローのチーム「ジャスティス・リーグ」の支援者として登場する。

キャットは前シーズンで人気キャラクターに成長したが、シーズン2の撮影地は、ロサンゼルスからカナダのバンクーバー市へ移されることから、同役を演じるキャリスタの出番は減ることが予想されている。そんなキャリスタの助っ人役としてイアンは起用されたのではないかとの推測も、一部メディアからは出ている。

そして、新キャストの二人目は、『ウォーレン・ファミリーの秘密』のフロリアナ・リマ。ナショナル・シティ警察の刑事として、エイリアンの関わる事件を扱うマギー・ソーヤーの役でレギュラー出演する。同キャラクターは、DCコミックの原作では、スーパーマンやバットマン、グリーン・アローの活躍する複数の都市で犯罪を捜査してきた警部。大手コミックの中では初めて同性愛者として設定されたキャラクターの一人で、のちにバットウーマンと恋に落ちている。『ヤング・スーパーマン』では同役をジル・ティードが演じた。

シーズン2にはこのほか、『ティーン・ウルフ』のタイラー・ホークリンが、カーラの従兄弟であるスーパーマン/クラーク・ケントを、また、1970年代ドラマ『ワンダーウーマン』で主演を務めたリンダ・カーターが、アメリカ大統領を演じることでも話題になっている。(海外ドラマNAVI)

Photo:『SUPERGIRL/スーパーガール』
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