今年で3回目を迎える東京・新宿シネマカリテの映画祭「カリテ・ファンタスティック!シネマコレクション2016」(7月16日~8月19日開催)のラインナップに選ばれた、ジャンル・スイッチホラー『ザ・ボーイ~人形少年の館~』。7月17日(日)の初上映に先駆けて、"天才子役"が極秘来日していることが分かった。
来日しているのは、ホラー界のニューアイドルと期待される、母性本能をくすぐる、愛らしい少年サイズの人形"ブラームス"。劇中では、彼のベビーシッターとして雇われたローレン・コーハン(『ウォーキング・デッド』)を怯えさせていたが、この来日中はイギリスのジェントルマンぶりを披露し、笑みを絶やさず東京観光を満喫したようだ。今回届いた写真で、渋谷のハチ公前やスクランブル交差点はもちろん、浅草の雷門、スカイツリーなどの名所にも足を伸ばしたことが判明。スタバで休憩した後は、お蕎麦と天ぷら丼という日本食にも舌鼓を打った模様だ。この写真の数々は当サイトのフォトギャラリーでご確認を!
今回の来日は「カリテ・ファンタスティック!シネマコレクション2016」での上映を記念してのものだが、実はアメリカ出国時と日本入国時の2度にわたり空港で厳重チェックを受けたため、本来の日程より大きく遅れての到着になったという。本編で使用されているブラームスくんは4つの人形で制作されており、うち1体はストップモーション・アニメで使われるような巨大な特注等身大人形で、好きなように姿勢を取らせて人間のように見せることができ、他の3体はサイズと重さが違うという。日本にやってきてくれたブラームスくんは、まるで陶器のような肌のようで実はシリコンのような柔らかい素材で、様々な角度から照明を当てることで多種多様な表情を演出できる魅力を持っている。現在は、新宿シネマカリテに宿泊中とのことだ(※同劇場で7月31日まで展示予定)。
過去と決別するため新天地にやってきたグレタは、老夫婦と暮らす8歳の男の子のベビーシッターとして働くことに。しかし、その少年は人間サイズの人形だった...。冗談かと思うグレタをよそに、老夫婦はその人形を「ブラームス」と呼び人間として溺愛。グレタはブラームスを世話する時の「必ず守らなくてはいけない」10のルールを知らされるが、夫婦が旅行に出掛けて不在になった屋敷でルールを無視。すると人形に奇妙な現象が起き始める。それは想像を絶する惨劇の始まりだった...。
アメリカだけで制作費の6倍を超える興行成績を記録した映画『ザ・ボーイ~人形少年の館~』は、新宿シネマカリテにて7月17日(日)、7月21日(木)、7月26日(火)上映。シネ・リーブル梅田では8月17日(水)、8月21日(日)に上映される。(海外ドラマNAVI)
Photo:ブラームスくん(『ザ・ボーイ~人形少年の館~』)
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