クロエ・グレース・モレッツ、"ブルックリン・ベッカムの彼女"扱いはウンザリ!

今年5月に交際中であることを宣言した女優のクロエ・グレース・モレッツ(『キック・アス』)と、元イングランド代表サッカー選手デヴィッド・ベッカムの息子であるブルックリン・ベッカム。そんな若きカップルのうち、クロエはメディアでの二人の取り上げられ方に不満を感じているようだ。

米ファッション雑誌GLAMOURの最新号で、表紙を飾るとともにインタビューに応えたクロエ。2年前に"Soul Cycle"(音楽に合わせてバイクを漕ぎながら様々な動きを取り入れる、ハリウッドで人気のエクササイズ)でブルックリンと出会ったという彼女は、「彼と付き合っている理由の一つは、私たちが二人とも、人生というものがいかにねじくれていて嘘に満ちているかを知っているからよ」と発言。

続けて、「真面目な話、私がどれだけ"ブルックリン・ベッカムの彼女"って言われてると思う? そんな時は、"ちょっと、私もこれまで13年間女優をやってきたのよ"って心境になるわね」と、胸中を明かしている。

5月のトーク番組出演中、「隠さない方が、みんなは気にしないのよね。だから私たちは付き合っていることを認めるわ」と、かねてより噂されていたブルックリンとの交際を宣言したクロエ。その直後、二人は彼女の出演映画『Neighbors 2: Sorority Rising(原題)』のプレミアで恋人同士として初めてレッドカーペットにも登場していた。

『キック・アス』でニコラス・ケイジと、『イコライザー』でデンゼル・ワシントンと共演し、『ヒューゴの不思議な発明』ではアカデミー賞監督マーティン・スコセッシと一緒に仕事をしたクロエ。数々の主演作も含めてこれまでの出演作は50本以上を数える通り、19歳という若さでかなりのキャリアを築いている。しかし一方のブルックリンは、父親がサッカーという枠を超えたスターとして世界で知られるデヴィッド・ベッカム、母親が元スパイス・ガールズのメンバーで現在はデザイナーとして活動するヴィクトリア・ベッカムということで、生まれた時から世間の注目を集めてきた存在だ。その知名度の違いを払拭するのは難しいのかもしれない。(海外ドラマNAVI)

Photo:クロエ・グレース・モレッツ
(C)Kazuki Hirata/HollywoodNewsWire.net