米Amazon、「ジャック・ライアン」のシリーズ化を決定

ベストセラー作家トム・クランシーの小説に登場するCIA分析官ジャック・ライアンを主人公にしたAmazon制作のドラマ化が進められていることは以前お伝えしたが、そのシリーズ化が決定した。米Varietyなどが報じている。

小説におけるジャック・ライアンは、CIA分析官からスタートしたのち、アメリカ合衆国大統領にまで上り詰めるが、今回10話構成としてAmazonが発注したドラマ版は、原作を元にしたオリジナルの物語になるという。クリエイターの『ベイツ・モーテル』のカールトン・キューズと『FRINGE/フリンジ』のグレアム・ローランドが脚本も手掛ける。また、製作総指揮者として、『ザ・ラストシップ』のマイケル・ベイ、『ミュータント・タートルズ』のブラッドリー・フラーやアンドリュー・フォームが参加する。

また、これまでに制作された5本の映画版で、アレック・ボールドウィン、ハリソン・フォード、ベン・アフレック、クリス・パインと4人の俳優が演じてきたジャック役には、すでに『ザ・オフィス』のジョン・クラシンスキーが決定している。

Amazonスタジオの責任者であるロイ・プライスは、「"ジャック・ライアン"という世界的に有名なフランチャイズ作品を、我々のオリジナルシリーズの一つに加えることができてワクワクしている。人気のスパイスリラー小説にアクション要素も加えたこのドラマ版は多くの視聴者を満足させるものになるだろう」と述べている。

放送時期は未定だが、撮影はアメリカ国内だけでなく、ヨーロッパやアフリカでも行われるという。(海外ドラマNAVI)

Photo:ジョン・クラシンスキー
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