『ARROW』スティーヴン・アメル、DC映画とドラマの"内紛"について語る

現在、DCコミックスは米CWにて4本のTVシリーズを放送しており、2020年までに大作映画10本の公開を予定するなど、実写版の製作に力を入れているが、ライバルのマーベルと違って同じキャラクターでもTVと映画で演じる俳優が異なっている。『ARROW/アロー』のウィラ・ホランドがそれに不満を表明したことは以前お伝えした通りだが、共演者であるスティーヴン・アメルもこの件について口を開いている。英Digital Spyが伝えた。

ウィラは、「DCは(TVとは別で)独自の映画を作っていくと決めたから、私たちは自分たちのキャラクターを全く別の人が演じているのを見なければならない。そのことに最初は少し怒っていたわ」と不満を漏らしていた。

一方、スティーヴンは「ベン・アフレック主演のバットマンの映画にデスストロークが登場することは、『ARROW』に影響を与えるか?」と質問されると、「それについてはよく聞かれるけど、僕ら自身とキャラクターは同一ではないとDCから言われているんだ。つまり、たとえDCエクステンデッド・ユニバース(DC映画の世界)にデスストロークがいたとしても、(TV版で同役を演じる)マヌー・ベネットが僕らのドラマから去る必要はないということだよ」と、映画とTVでキャストが違うために、同じキャラクターでも互いに影響し合うことはないと説明。さらに「TVと映画の間で争いは起きていないよ。ドラマ同士でコラボレーションしたりと、TVはTVで頑張っているんだ」と、"内紛"を否定している。

スティーヴンの言う通り、TVも十分DCユニバースを盛り上げており、12月には『ARROW』『THE FLASH/フラッシュ』『レジェンド・オブ・トゥモロー』『SUPERGIRL/スーパーガール』が集合する"メガ・クロスオーバー"が企画されている。『ARROW/アロー』シーズン5は米CWにて10月5日(水)より放送予定。(海外ドラマNAVI)

Photo:スティーヴン・アメル
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