米FOXの大ヒットドラマ『24 -TWENTY FOUR-』でジャック・バウアーを熱演し強烈な印象を残したキーファー・サザーランド。来年放送のスピンオフ『24: Legacy(原題)』では製作総指揮を務める彼が、TVシリーズではジャック・バウアーを演じる意思はないことを明かした。英Digital Spyが伝えている。
米AdWeekの取材に応えたキーファーは、スピンオフにジャックが登場するかという質問に対し、「登場するかどうかに関わらず、視聴者のみんなに楽しんでもらえるドラマになるからぜひ見てほしい。ファンが戻ってきてくれた『24 TWENTY FOUR リブ・アナザー・デイ』は1シーズンだけだったし、ぜひ見るべきだけど、今回のスピンオフが成功したらまた別の作品を作るのかどうか? それは何とも言えないよ」と、今のところ出演する見込みはないことを明かした。また、「1人の男に最悪な1日が一体何日やってくると思う? 普通は7日くらいだろうね。でも、僕らには9日もあったんだよ!」と、ジョークも交え"波乱に満ちた24時間"はもう十分に満喫したと語った。
しかしながら、キーファーは『24』が映画化されるのであればもう一度ジャックを演じてみたいと思う気持ちはあるといい、「(今すぐの映画化の企画はないものの)僕らが映画を作れないことはないと思う。ジャックは僕が死ぬまで愛し続けるキャラクターだよ」と、いつか大きなスクリーンで再びジャックを演じる日が来る可能性を感じさせた。
新作のスピンオフは、戦地で殊勲を立てた軍人エリック(コーリー・ホーキンズ)が、妻ニコール(アナ・ジョップ)のいる故郷のバージニアに帰還するが、トラブルに巻き込まれてCTUに向かい、史上最大規模のテロから母国を救うために立ち上がるというストーリー。
『24:Legacy』は、全米最大のスポーツイベント、スーパーボウルの中継終了後となる2017年2月5日、20時から放送開始予定。キーファーが大統領役で主演を務める『Designated Survivor(原題)』は、米ABCにて9月21日(水)よりスタート。(海外ドラマNAVI)
Photo:キーファー・サザーランド
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