『ワイルド・スピード』監督が『特別狙撃隊S.W.A.T.』をリブート

大ヒット映画『ワイルド・スピード』シリーズを手掛けたニール・H・モリッツとジャスティン・リンが、1970年代の人気アクションドラマ『特別狙撃隊S.W.A.T.』のリブート版製作を米CBSにて企画していることが明らかになった。米Deadlineが報じている。

1975年から1976年にかけて米ABCで放送された『特別狙撃隊S.W.A.T.』は、ロサンゼルス市警の特別部隊の活躍を描いており、『ブルーブラッド ~NYPD家族の絆~』のレナード・ゴールドバーグと『ビバリーヒルズ青春白書』のアーロン・スペリングが製作総指揮を務めていた。

この度企画されたリブート版には、モリッツとリンのほか、『ザ・シールド ~ルール無用の警察バッジ~』のクリエイターであるショーン・ライアンや、『CSI:ニューヨーク』の脚本家アーロン・ラサーン・トーマスが製作総指揮として名を連ねている。ソニー・ピクチャーズ テレビジョンとCBSテレビジョン・スタジオが制作を担う。リブート版では、街への忠誠心と同僚への敬意の間で苦悩するアフリカ系アメリカ人のS.W.A.T.リーダーが主人公。彼はロサンゼルスの街を守るためにハイレベルの訓練を受けているものの、難ありな隊員たちが集まった新しいチームを率いることになるという。トーマスが脚本を執筆し、リンが監督を務める可能性があるとのこと。

同シリーズは2003年に『S.W.A.T.』のタイトルで映画化もされており、クラーク・ジョンソン(『HOMELAND』)がメガホンを取った。サミュエル・L・ジャクソン(『アベンジャーズ』)、コリン・ファレル(『TRUE DETECTIVE/ロサンゼルス』)、ミシェル・ロドリゲス(『ワイルド・スピード』)、LL・クール・J(『NCIS:LA ~極秘潜入捜査班』)ら人気俳優が出演し、全世界での興行収入が2億ドル(約200億円)を超えるヒットとなっている。(海外ドラマNAVI)

Photo:2003年の映画に出演したサミュエル・L・ジャクソン
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