『マイティ・ソー』クリス・ヘムズワース、子どもへの虐待防止キャンペーンに参加

映画『マイティ・ソー』で知られるクリス・ヘムズワースが、子どもへの虐待反対を訴えるキャンペーン活動「polished man」に参加したことを報告している。英Digital Spyが伝えた。

YGap が主催するこのキャンペーンは、子どもたちに起きている悲惨な現実の認識を世間に広めることを目的として、1か月間1本の爪を塗り続けるというもの。これは、"18歳未満の5人に一人が虐待や暴力に苦しんでいる"ということを意味している。

左の人差し指に塗った赤いマニキュアを見せる写真をInstagramに投稿したクリスは、「YGapのpolished manキャンペーンに登録したんだ。5人に一人の子どもたちが、18歳になる前に身体的暴力や性的暴行を受けているんだ。これはあまりにも多すぎるよ。この事実と、子どもたちへの暴力をなくすための基金について広く知ってもらうために、10月の1カ月間、爪1本を塗り続けるよ。どうかみんなもwww.polishedman.comに登録をして寄付してほしい」と綴り、キャンペーンへの参加を呼び掛けている。

クリスはこういった慈善活動に積極的に取り組んでいるようで、先月には『マイティ・ソー』の共演者でロキ役のトム・ヒドルストンと一緒にオーストラリアにある「Lady Cilento子ども病院」を訪れている。病気と闘う子どもをサポートする番組『Juiced TV(原題)』のTwitterにはその時の動画が投稿されており、映画の中ではライバル関係にある二人が、仲良く子どもたちと話していた様子が映し出されている。病院訪問の後、クリスは一人の男の子がソーのハンマーをトムにあてている写真をInstagramにアップし、「病院で本当のスーパーヒーローたちに会ったんだ。僕らにインスピレーションを与えてくれた勇敢な彼らに心から感謝しているよ」と病気と闘うヒーロー(=子どもたち)から勇気をもらったこと報告していた。その後、病院側もInstagramを更新し、「クリスとトム、子どもたちに力をくれるような特別な思い出を作ってくれてありがとう」と、二人への感謝を述べている。

クリスとトムが共演する『マイティ・ソー』シリーズ最新作『Thor: Ragnarok(原題)』は、アメリカで2017年に公開される。(海外ドラマNAVI)

Photo:クリス・ヘムズワース
(C)Izumi Hasegawa/HollywoodNewsWire.net