ジェシカ・ビール主演のスリラードラマ、あの"大統領"も出演

人気女優のジェシカ・ビール(『ステルス』)が米USAの新作ドラマ『The Sinner(原題)』のパイロット版で主演と製作総指揮を務めることは以前お伝えした通りだが、このほど、『インデペンデンス・デイ』のトーマス・J・ホイットモア大統領役で知られるビル・プルマンも出演することが明らかとなった。米Deadlineが報じている。

ドイツの小説家ペトラ・ハメスファールによる同名小説が原作の本作は、怒りを感じると躊躇なく暴力をふるってしまうという不可解な発作に苦しむ若い母親コーラ・タナーが主人公。自分の身に何が起こっているか分からない彼女を中心に、誰が、何を、どんな理由で行っているのかを紐解いていくクライム・スリラーだ。ビルが演じるハリー・アンブローズは勘が鋭く頑固な刑事でコーラに魅了されていくキャラクター。事件の裏に何か重要な事実が隠されていることに気づき、彼女の生活を調査し始めるという役どころだ。

パイロット版の脚本はデレク・シモンズ(『The Astronaut Wives Club』)、監督はアントニオ・カンポス(『マーサ、あるいはマーシー・メイ』)が担当。製作総指揮には、ジェシカのほか、彼女の製作会社アイアン・オーシャン・フィルムズのパートナーであるミシェル・パープルも参加する。

ビルは今夏、『インデペンデンス・デイ』の続編『インデペンデンス・デイ:リサージェンス』に出演し、再びホイットモアを演じていた。さらに、2012年~2013年シーズンに放送された、ジョシュ・ギャッド(『アナと雪の女王』)製作&主演のコメディドラマ『大統領とバカ息子』でも大統領役を務めている。(海外ドラマNAVI)

Photo:ビル・プルマン
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