『ER』『クリミナル・マインド』スタッフが郊外に暮らす二家族のドラマを制作

米TNTが、日本でも人気のドラマ『ER 緊急救命室』や『クリミナル・マインド FBI行動分析課』の脚本も担当したジャニーン・シャーマン・バロワの短編小説を元にした新作ドラマ『Hinges(原題)』のパイロット版を発注した。米Varietyが報じている。

同企画には、『ER』のジョン・ウェルズ、『アメリカン・クライム・ストーリー/O・J・シンプソン事件』のアンソニー・ヘミングウェイ、『Underground(原題)』のマーク・テイラーらが製作総指揮として参加。バロワにとって、同作はTNTでの2本目のパイロットとなる。

TNTの編成部門のサラ・オーブリー代表は、「『Hinges』はストーリーが素晴らしいだけでなく、タイムリーで、見た人々が論争を交わしたくなるような作品です。私たちは、この夏『Animal Kingdom』を大ヒットさせたジョン・ウェルズや、新作パイロット『Claws』も手掛けているジャニーン・シャーマン・バロワとの関係を深められることをとても楽しみにしています」と述べている。

『Hinges』は、コミュニティを動揺させるようなスキャンダルによって生活が一変してしまう、郊外で暮らす二つの家族を中心に物語が展開していく。各シーズンで物語の視点となる家族が変わっていく予定だという。

米TNTでは、『ダウントン・アビー』で3度エミー賞にノミネートされたミシェル・ドッカリー主演の『Good Behavior(原題)』を11月から放送。また、2017年には若き日のウィリアム・シェイクスピアを描く『Will(原題)』や、アジア横断の旅をする若者グループが中心の『Foreign Bodies(原題)』がスタート予定。(海外ドラマNAVI)

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『ER 緊急救命室』 TM & (c) Warner Bros. Entertainment Inc.
『クリミナル・マインド FBI行動分析課』 (C)ABC Studios