米CWで1980年代の人気ドラマ『ダイナスティー』をリブートする企画が進行中!

米CWが、1981年から9シーズンにわたって放送された『ダイナスティー』を、リブートする企画を進行させていることが明らかとなった。米E!Onlineなどが報じている。

『ビバリーヒルズ高校白書/青春白書』のプロデューサーとして知られるアーロン・スペリングが製作した『ダイナスティー』は、派手なストーリー展開が人気を博して大ヒット。大富豪一家であるキャリントン家の愛憎劇を描いたこのシリーズには、ジョン・フォーサイス(『チャーリーズ・エンジェル』)やヘザー・ロックリア(『メルローズ・プレイス』)がレギュラーを務め、ロック・ハドソン(『ジャイアンツ』)やチャールトン・ヘストン(『猿の惑星』)といったハリウッドの大スターがゲスト出演したことでも大きな話題を呼んだ作品だ。

1980年代を代表するドラマをリブートさせようと動いているのは、『ゴシップガール』『The O.C.』といった人気青春ドラマを手掛けたジョシュ・シュワルツとステファニー・サヴェージ。二人は、オリジナル版でクリエイターを務めたエスター&リチャード・シャピロとタッグを組み、『ダイナスティー』を現代に甦らせる予定。

リブート版では、アメリカの二大富豪、キャリントン家とコルビー家が繰り広げる確執や複雑な人間関係が、キャリントン家の家長だったブレイクの娘ファロンと、彼女の未来の義理の母親クリストルの視点を通して描かれるという。

これまでにCWは、『ビバリーヒルズ高校白書/青春白書』と『メルローズ・プレイス』をリブートしているほか、1987年公開のヴァンパイア映画『ロストボーイ』をドラマ化することを発表したばかり。『ダイナスティー』のリブート版にオリジナルキャストがゲスト出演する可能性があるのかも気になるところだ。(海外ドラマNAVI)

Photo:ヘザー・ロックリア
(C)Ima Kuroda/www.HollywoodNewsWire.net