米ソニー・ピクチャーズが、DCコミックスの人気スーパーヒロイン、ワンダーウーマンとその原作を描いた心理学者ウィリアム・M・マーストン教授に焦点を当てた映画を制作することが明らかになった。英Digital Spyが報じている。
ワンダーウーマンはDCコミックスの人気スーパーヒロインで、原作コミックでは1941年に初登場。圧倒的な身体的強さや飛行能力を持ち、様々な武術にも長けている「地上最強」の女性戦士。来年の夏には、DCとワーナー・ブラザースの共同制作による映画『ワンダーウーマン』が公開されるため、現在再び注目を集めているキャラクターである。
米Deadlineによると、ソニー・ピクチャーズは、ワンダーウーマンというキャラクターがどのように誕生したかという過程について描く『Professor Marston & The Wonder Women(原題)』の制作を進めているとのこと。この映画はワンダーウーマンを生み出した心理学者のマーストン教授と彼の妻エリザベスの実話に基づいて描かれるという。さらに、映画ではマーストンの教え子でもあり、私生活でもパートナーとなるオリーブ・バーンと夫妻との奇妙な共同生活についても描かれるようだ。彼女たちの強いフェミニスト感を含め、エリザベスとオリーブはワンダーウーマンというキャラクターを創る過程に大きく影響していたという。
マーストン役はルーク・エヴァンス(『ホビット』シリーズ)、エリザベス役はレベッカ・ホール(『パレーズ・エンド』)、オリーブ役はベラ・ヒースコート(『ダーク・シャドウ』)がそれぞれ演じる。監督は『トゥルーブラッド』や『Lの世界』で知られるアンジェラ・ロビンソンが務める予定。(海外ドラマNAVI)
Photo:レベッカ・ホール
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