大人気シットコム『フレンズ』のジョーイ役でブレイクしたマット・ルブランがコメディの世界に帰ってきた。米CBSでスタートしたばかりのシットコム『Man With A Plan(原題)』で主演務める彼が米Entertainment Weeklyのインタビューに応じ、撮影の様子や、ゲスト出演してみたいドラマなどを答えた。
来シーズンでの終了が決まった『帰ってきた!マット・ルブランの元気か~い?ハリウッド!』に続いて『Man With A Plan』に出演を決めたきっかけについて尋ねると、「『帰ってきた!~』は、ほんとに面白かったよ。でも、シングルカメラだったからね、今はお客さんを前に複数のカメラで撮影しているから、なんだか家に帰ってきたような気持ちなんだ。それに、『帰ってきた!~』は、1年(1シーズン)に9話で、最後のシーズンなんて7話しかなかったんだ。だから、アルバイトくらいの仕事量だったけど、今はまた必死にがんばっているよ。僕もっと働きたいと思っていたし、"マルチカメラでの仕事は本当に楽しいな"とも思っていたよ」と、忙しさも含めて今作の撮影を心から楽しんでいることを明かした。
また、『Man With A Plan』では、『フレンズ』でもメガホンを取ったジェームズ・バロウズが監督を務めているが、彼とのやり取りについても、「僕は彼と仕事がしたくて頑張ってきたんだ(笑)彼は、問題を理解して解決する能力が素晴らしい。キャラクターを構築する能力も持ち合わせている。ジミーが最高に面白いといえば、それが最高に面白く見せる方法なんだ」と、細かい演技指導に全幅の信頼を寄せいていることを明かした。
さらに、これまでコメディドラマの主要キャラクターとして活躍を続けてきたマットだが、ゲスト出演することができるならどんな作品に出てみたいか? と聞かれると、「『レイ・ドノヴァン ザ・フィクサー』だね。あの作品は僕の故郷のボストンが舞台なんだ。脚本も演技も良いし、たまにはあんなドラマにも出てみたいね。ドキドキするだろうけど...、レイ(リーヴ・シュレイバー)の古い友人役なんてどうかな。僕はリーヴと仕事をしてみたいんだ。彼はとても刺激的で素晴らしいよ」と、これまでは縁がなかったタイプのドラマにも心惹かれることを明かした。
また、『Man With A Plan』がほかの番組とクロスオーバーするなら何を選ぶかという質問には、「『トップ・ギア』かな。1つの仕事で2つの番組のギャラをもらえるからね。時速200マイルで(ドラマの舞台となっているピッツバーグとは正反対に位置する)ボンネビル・ソルトフラッツまで家族を連れて行くよ」と、自身がホストを務める英国の人気長寿番組を挙げ、おもしろいアイディアを聞かせてくれた。(海外ドラマNAVI)
Photo:『フレンズ』
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