『ブレイキング・バッド』ブライアン・クランストン、『007』の悪役に立候補!

大ヒットドラマ『ブレイキング・バッド』の主人公ウォルター・ホワイト役で知られるブライアン・クランストンが、英国を代表する人気スパイアクション『007』シリーズで"ある条件の下"、悪役を演じたいと発言した。英Digital Spyが伝えている。

ブライアンは、自身の回顧録「A Life in Parts(原題)」のプロモーションのため、朝の情報番組『This Morning(原題)』に出演。その中で、1973年の『007/死ぬのは奴らだ』から1985年の『007/美しき獲物たち』まで7作品に渡ってボンドを演じたロジャー・ムーアと顔を合わせ、興奮した様子を見せた。ロジャーもまた、ブライアンの『ブレイキング・バッド』のファンであることを認めており、ファン同士のご対面となったようだ。

ブライアンは司会のホリー・ウィロビーとベン・シャパードに対し、「僕はロジャー・ムーアがボンドにカムバックするべきだと思っているんだ。そしたら僕は悪役をやるよ」と、ロジャー版ボンドとの対決を望んでいることを明かした。また、「それから、ホリーは魔性の女を演じるなんて言うのはどうかな?」と、司会者にも役を提案する一幕もあった。

さらに、ホリーとベンが、過去にブライアンが兄と共に殺人事件の容疑者になっていたという話題についても触れると、「車で貧乏旅行をしている時にウェイターの仕事を見つけてね。そこにいた料理長のピーター・ワンという人が本当に嫌な人で、みんなに対してひどい態度で不親切だったんだ。だから、いつもどんなふうにワンを殺すかなんて話を皆で一緒にしていたんだよ。そしたら本当に実行した人がいたんだ。誰かが彼を殺してトランクに遺体を隠していたらしい。それから警察が捜査に来て、"ピーター・ワンを殺すことを話していた人はいなかったか"とみんなに聞いたら、誰かが僕らの名前を出して、知らない間に指名手配されていたんだ。僕らは探されていることさえ知らなかったんだよ」と、当時の状況について説明。その後、真犯人は捕まっていることも明かした。(海外ドラマNAVI)

Photo:ブライアン・クランストン
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