"マペットの保育園"を描いたTVアニメを、ディズニーがCGでリバイバル

『セサミストリート』で有名なマペットたちが、保育園の児童となって騒動を起こすTVアニメシリーズ『Muppet Babies(原題)』。そのリバイバル版の制作を米ディズニーが開始したことを、米USA Todayなどが報じた。

オリジナル版『Muppet Babies』は、1984年から1991年にかけて米CBSで放映されたTVアニメ。その番組に登場したカーミットやミス・ピギー、ゴンゾなどお馴染みのマペットたちが、今度はCGアニメで蘇る。4~7歳の児童を対象とし、各エピソードは11分のストーリーの2本立てとなる。児童向けの専門チャンネル米Disney Juniorにて、2018年初頭に放送予定となっている。

マペット・スタジオのデビー・マクレラン副社長は、「マペットだけがお届けできるハートとユーモアを通じて、小さなお子様や、親の世代、さらに幅広い視聴者に楽しんでいただくとともに、オリジナル版が懐かしいファンの方々にも喜んでいただける内容を目指します」と述べている。

なお、マペットが活躍する最近のTV番組としては、2015年から2016年にかけて米ABCで放送された『ザ・マペッツ』がある。70年代後半に放送された『マペット・ショー』のリバイバル版で、深夜のトークショーの舞台裏を描く内容だったが、残念ながら1シーズンで打ち切りとなった。今度は児童向けアニメとして、ディズニーは新たな挑戦に取り組むようだ。(海外ドラマNAVI)

Photo:『ザ・マペッツ』
© ABC Studios