マーベルのインヒューマンズを主人公にしたTVシリーズが始動

マーベル・エンターテイメントは、超人スーパーヒーロー、ブラックボルトと彼の一族を描いた「インヒューマンズ」のTVシリーズを製作し、米ABCにて放送することを発表した。米Entertainment Weeklyが報じている。

この新たなスーパーヒーロードラマは来年秋に放送スタートの予定だが、最初の2エピソードは9月に2週間限定で劇場にて上映されるという。撮影はすべてIMAXカメラで行われる。

今回のTVシリーズは、1965年にスタン・リーとジャック・カービーが描いたインヒューマンズの最初の物語に焦点が当てられる。原作コミックには、街を破壊できるほどの声を持つインヒューマン皇族のリーダー、ブラックボルトや、彼の妻で自在に操れる髪の毛を持つメデューサ、元素を操ることができるクリスタル、テレポート能力がある犬のロックジョーなど、それぞれ超人パワーを持つ個性豊かなキャラクターが登場する。

インヒューマンのキャラクターは、同局で放送されているマーベルドラマ『エージェント・オブ・シールド』にすでに登場しているが、スピンオフとして製作されるわけではない。また、映画の『アイアンマン』や『アベンジャーズ』、Netflixで配信されている『デアデビル』、『ジェシカ・ジョーンズ』、『ルーク・ケイジ』などで知られるマーベル・シネマティック・ユニバースの神話がさらに壮大なスケールで描かれるとのこと。

「インヒューマンズ」の実写化は元々、2019年の公開を予定していたが、マーベル・スタジオは計画が遅れていることを今年の初めに発表して以降、詳細を伝えていなかった。(海外ドラマNAVI)

Photo:スタン・リー
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