『フラーハウス』ボブ・サゲットとデイヴ・クーリエ、"本物の"タナー家を訪れた感想は?

約30年間、ドラマを象徴する家として、米国のみならず全世界で親しまれてきた赤いドアの白い家がついに、本当の『フルハウス』の家になった感想を聞いてみると、デイヴは「30年後にやっとだね。こんな風に長い年月を経て原点にたどりつける番組がほかにあるだろうか。これからはこういった展開を"フルサークル(Full Circle)"って呼ぶべきだよ。ここに戻って来れたことは本当に素晴らしいことだし、この家にはファンの思いも込められているような気がするんだ」と、その喜びを語った。

一家の大黒柱だったダニー役のボブは、「以前ここを訪れていた時に暮らしていた女性はドラマのファンだと言ってくれた。彼女はジェフ・フランクリンに家を売ることができて嬉しいと言っていたよ。僕はずっと彼女の生活を邪魔していたんじゃないかと気がかりだったんだが、気にしないでと言ってくれたんだ。そして今、ここは本当の意味で観光名所になることができたんじゃないかな」と、家の元々の所有者とのエピソードを明かした。また、フランクリンが家を購入することは事前に聞かされたというが、「(購入する)数か月前に教えてくれたけど、僕は"いいね、デート相手を誘うのにぴったりな場所じゃないか""ジェシーおいたんの部屋を見たい?"って誘えるしね」と、特に驚きはしなかったと明かした。

さらに、実際の撮影はセットで行われていたことから、この家に懐かしさを感じることはあるか? と尋ねると、デイヴは、「僕個人としては、キャストのみんなに思い入れがあるんだ。彼らは僕にとって家族で、ボブのことは17歳のときか知っている。大好きな人たちと一緒にドラマをやって、もう一度同じ場所に帰ってくることができた。だから、相当な思い入れがあるんだよ。人生の中でこんな機会を得ることはそうそうあることじゃないよ」と、プライベートでも本当の家族のように絆を深めてきた出演者たちへの思いを口にした。大好きな家族と一緒に来ることができるからこそ、彼らにとって特別な家になるのかもしれない。

『フラーハウス』シーズン2はNetflixにて9日(金)より配信スタート。(海外ドラマNAVI)

Photo:『フラーハウス』シーズン2
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