大人気ファミリードラマ『フルハウス』のその後を描いたNetflixオリジナルシリーズ『フラーハウス』。夫に先立たれたタナー家の長女D.J.は、ミュージシャンを目指す妹のステファニー、そして同じくシングルマザーであり生涯の親友でもあるキミーと一緒にサンフランシスコの実家で共同生活を開始し、母や叔母として、いつも支え合いながら妊娠生活や子育てに奮闘する姿が描かれている。そのシーズン2では、なんと彼女たちの実の子どもたちが出演しており、"親子共演"が実現しているのだ。
実の子どもたちと親子共演!
D.J.役のキャンディス・キャメロン・ブレ、ステファニー役のジョディ・スウィーティン、キミー役のアンドレア・バーバーは、揃って米Peopleのインタビューに登場。その中でジョディは、「私たちの娘たちが今シーズンのあるエピソードに出演したのよ。だから本当に面白かったし、私たちにとっては一周まわったような感じなの」と、実の子どもたちもドラマに登場していたことを告白。ジョディの8歳の娘ゾーイと、アンドレアの9歳の娘フェリシティが子役の中に混じっていたことを説明した。(※子どもたちの年齢は出演当時のもの)
続けてジョディは、「今の娘たちの年齢は、ちょうど私たちが『フルハウス』に出演していたときの年齢なのよ。"いつか自分が子どもを持って、このドラマの次の章に出演するなんて絶対にありえないだろうな"って考えていたことを思い出すと本当に不思議な気分よ」と、親子が共に子役として同じドラマに出演するという境遇を感慨深げに語った。
ステファニー&キミー、子役時代に想いを馳せる
また、母親になってこのドラマに帰ってきたアンドレアは、「自分の母が子役として活動していた私のためにどれだけ尽くしてくれたのかってことを思うと、本当に尊敬の気持ちでいっぱいになるの。だって、母親にはたくさんの仕事があるんだもの」と、今だからこそ理解できる当時の母への感謝を口にした。
さらに、ジョディは自分の子どもたちを見て自分が経験してきたことの価値にも気づけたといい、「それに、あのくらい幼い頃からドラマに出演していたことはよかったと思えるようにもなったのよ。ほら、私たちは小さいプロフェッショナルでしょ?10歳や5歳の子どもにしては素晴らしいことをしていたと思うのよ」と、子役としての日々に感謝の気持ちが芽生えたと述べた。
キミーは本当に妊娠していた?
※ここでは、『フラーハウス』シーズン2に関する若干のネタバレ要素を含みます。
俳優の実生活での妊娠に合わせて、ドラマの中でも演じる役が妊娠するというエピソードが描かれるというのは珍しくない。例えば、リサ・クドロー演じる『フレンズ』のフィービーも、これにあたる。
そこで気になるのは、『フラーハウス』のエピソードの中で、代理母として妊娠したキミ―のこと。ふっくらしたアンドレアのお腹の中には、本当に赤ちゃんがいたのだろうか?…この答えはズバリ「NO」。その証拠に、シーズン4の最後のエピソード「新たな始まりの夜」で女の子を出産すると、それ以降はすっかり妊娠前の体型に戻っている。
ステファニーやキミーの親子共演が見ることができる『フラーハウス』は、Netflixにて配信中。
※この記事は、2016年に公開した記事の情報を更新・追加したものです。
(海外ドラマNAVI)
Photo:『フラーハウス』ジョディ・スウィーティン、アンドレア・バーバー©Eric Charbonneau/Netflix