映画『シックス・センス』『サイン』の監督・脚本のほか、最近ではTVシリーズ『ウェイワード・パインズ 出口のない街』の製作総指揮も手掛けているM・ナイト・シャマラン。その彼が取り組んでいたホラーTVシリーズ『Tales From the Crypt(原題)』の企画が、難航している模様だ。
ホラー情報サイトBloody Disgustingが関係筋から当初得た情報によると、本企画は予算の問題により、少なくとも数ヵ月は進展がないだろうとのことだった。その後、同メディアがケーブル放送局の米TNTに直接問い合わせたところ、実は権利問題がまだクリアになっていない模様。本作の権利問題は複雑で、同局は1年以上にわたり解決を模索していたという。
本企画は、1950年代のアメリカで人気を集めた同名のホラーコミックに基づくアンソロジー。同コミックは、1980~1990年代にもドラマとして映像化されたことがある(日本では『ハリウッド・ナイトメア』などのタイトル)。今回は10話構成の予定となっていた。
TNTが2017年に用意するホラー専門の時間枠において、看板番組となるはずの本企画だが、残念ながら出鼻をくじかれた格好となってしまった。企画が再び動き出すことを期待したい。(海外ドラマNAVI)
Photo:M・ナイト・シャマラン
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