『雨に唄えば』など数多くの映画に出演したことで知られるアメリカ映画界の伝説的女優、デビー・レイノルズが緊急搬送先の病院で息を引き取った。84歳だった。米Varietyなど複数のメディアが報じている。
ビリーは先日急逝したキャリー・フィッシャーの母親。息子のトッド・フィッシャーさんは「母はキャリーと一緒にいたかったのでしょう」というコメントを同紙に寄せている。娘の死後、トッドさんのビバリーヒルズにある自宅に滞在していたとみられるデビーは現地時間の28日(水)午後1時過ぎに脳卒中のため病院へ緊急搬送されていた。
テキサス州エル・パソでマリー・フランシス・レイノルズとして生まれ、8歳でカリフォルニア州へと移り住む。16歳の時に当時住んでいたバーバンク市でミス・バーバンクに選ばれたことからワーナーブラザースにスカウトされ週給64ドルで契約をした際にデビーと芸名を付けられた。1952年に出演した『雨に唄えば』で一躍大スターになり、1963年の『不沈のモリー・ブラウン』ではアカデミー主演女優賞にノミネートされた。
1955年に後にキャリーとビリーの父となる歌手のエディ・フィッシャーと結婚。しかし、1959年にエディが未亡人になったばかりのエリザベス・テイラーと不倫をしていたことが発覚し離婚。当時、このスキャンダルはタブロイド紙を大きく賑わせた。その後1960年から1973年まで実業家のハリー・カールさんと、1984年から1996年まで不動産開発に携わるリチャード・ハムレットさんと結婚をしていた。
デビ―の冥福を心よりお祈りしたい。(海外ドラマNAVI)
Photo:デビー・レイノルズ
Ima Kuroda / www.HollywoodNewsWire.net