トム・ハーディ、あの人が監督をするならジェームズ・ボンドを演じたい!

当サイトでも度々お伝えしている"次期ジェームズ・ボンド論争"。2006年の公開映画『007/カジノ・ロワイヤル』以来、4作にわたり『007』シリーズで6代目ボンドを演じてきたダニエル・クレイグが同役を引退すると発言したことをきっかけに様々な憶測を呼んでいるこの話題に新たな可能性が浮上した。

主演を務めた2015年公開の『マッドマックス 怒りのデス・ロード』では映画の各賞レースに引っ張りだことなり、さらに同年の『レヴェナント:蘇えりし者』ではアカデミー賞助演男優賞にもノミネートされた人気俳優のトム・ハーディ。米The Guardianは彼もボンドを演じることに興味がある一人だと伝えている。

トムは米Daily Beastのインタビューの中で、『インセプション』や『ダークナイト ライジング』で一緒に仕事をしたクリストファー・ノーランが『007』シリーズを引き継いでくれるのなら自分もボンドを演じてみたいと熱弁したのだ。

インタビューでは、「俳優たちの間では知られている言い伝えだけど、もしこのこと(次期ボンド)について話してしまうと、キャスティングのレースからは自動的に外されてしまうらしいんだ。だから僕はなるべくこの話題についてはコメントしないようにしているんだよ」と、このテーマについて避けようとしていたトムだが、陶酔しているノーラン監督については別だったようで、「でも、クリストファー・ノーランがボンド映画の監督をするなんて最高だよ。だってダニエル(・クレイグ)は本当に素晴らしかったし、(監督のサム・)メンデスと(製作の)バーバラ(・ブロッコリ)がとても印象的な仕事をしたのだから、これに続く作品を作ることはとても難しいからね。これからどうなっていくかは僕にはわからないけど、クリストファー・ノーランなら新しく深い何かを世界に生み出すことができると思うよ」と、強く後押しした。

クレイグの続投は未だ決定していないが、製作陣の中では今でも彼が次作の第一候補であり、彼に対して新作2本で1億5000万という破格のオファーを出しているとも伝えられている。

これまで伝えられた次期ボンドの候補には、トム・ヒドルストン(『ナイト・マネージャー』)、イドリス・エルバ(『刑事ジョン・ルーサー』)、ジェイミー・ベル(『リトル・ダンサー』)、トム・ヒューズ(『THE GAME』)らの名前が挙がっている。(海外ドラマNAVI)

Photo:トム・ハーディ
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