日本アニメにもなった『ウィッチブレイド』、『ヴァンパイア・ダイアリーズ』スタッフによるドラマ企画が浮上

不思議な魔除けを持つ女性刑事の活躍を描くアメリカン・コミック「Witchblade」をドラマ化する企画が、米NBCにおいて進行中であることを、米Hollywood Reporterが報じた。

米イメージ・コミックスが刊行する原作コミックは、1995年からスタートして185号まで続いた長寿シリーズ。それを映像化する本企画は、原作のニューヨークからサンフランシスコに舞台を移し、ミッション地区で謎の連続殺人犯を追う殺人課の刑事、サラ・ペジーニが主人公となる。危険な市街や警察の内紛に身を置きながらも、サラは幼い頃から身につけているブレスレットによって不思議な洞察力を得て、犯罪を解決する。「ウィッチブレイド」と呼ばれるその魔除けは、歴史上非凡な女性たちが代々身につけていたものだった...というストーリー。

脚本を担当するのは、現在、米CWで放送中のシーズン8をもって終了する『ヴァンパイア・ダイアリーズ』において、ショーランナーを務めているキャロライン・ドライス。彼女は、同じく『ヴァンパイア・ダイアリーズ』で脚本/共同製作総指揮を担当するブライアン・ヤングとともに製作総指揮も務める。このほか、『CSI:科学捜査班』のキャロル・メンデルソーン、原作コミックの権利を所有するマーク・シルヴェストリも、製作総指揮に名を連ねている。

「Witchblade」は過去にもヤンシー・バトラーの主演でドラマ化されたことがあり、2001年から2シーズンにわたり米TNTで放送された(日本ではTVムービー『ウィッチブレイド 闇の女戦士』としてWOWOWで放送)。また日本では、コミックの基本設定をベースに、独自の世界を展開したアニメ『ウィッチブレイド』が2006年に放送されていた。(海外ドラマNAVI)

Photo:『ヴァンパイア・ダイアリーズ』に続く人気シリーズとなれるか?
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