2月26日(日)に授賞式を迎えるアカデミー賞で作品賞、監督賞、主演男優賞を含む主要6部門にノミネート、英国アカデミー賞では編集賞の栄誉を受けた『ハクソー・リッジ』。今作の日本公開日が6月24日(土)に決定した。
本作は、俳優としての活躍はもちろん、監督としても『ブレイブハート』でオスカー5部門を獲得したメル・ギブソンが、10年ぶりに監督を務めた胸を貫く衝撃作。主演は『アメイジング・スパイダーマン』シリーズや、マーティン・スコセッシ監督作『沈黙‐サイレンス‐』で注目を集め、本作の演技で主演男優賞にノミネートされた若手実力派のアンドリュー・ガーフィールド。
この二人のタッグによって生み出されたのは、第2次世界大戦下で武器を持たない兵士として、アメリカ史上初となる名誉勲章を受けた兵士デズモンド・ドスの実話。銃を持たずに激戦地ハクソー・リッジに赴き、衛生兵として一晩に75人もの日米の負傷兵を救ったデズモンド。彼の行動がいかに勇気のあるものだったのか...。臨場感あふれるハクソー・リッジの戦闘シーンを緊迫の映像で再現することで、一人の兵士の強い信念と心の葛藤を浮き彫りにしていく。
人を殺めてはいけない。そう強く心に決めていたデズモンド(アンドリュー)は、軍隊でもその意志を貫こうとしていた。上官(サム・ワーシントン、ヴィンス・ヴォーン)や同僚(ルーク・ブレイシー)に疎まれながらも、妻(テリーサ・パーマー)や父(ヒューゴ・ウィーヴィング)の助けを借りて、銃を持たずに戦場に行くことを許可される。そして、デズモンドは難攻不落の最終戦地"ハクソー・リッジ"での戦闘に参加することになった。アメリカ軍が幾度となくハクソーの崖を登り制圧するも、敵のすさまじい攻撃に遭い、その度に撤退を余儀なくされる。敵の攻撃が続く中で、負傷した仲間たちが取り残されるのを見たデズモンドは、たった一人で戦場へ留まるというあり得ない決意をするが...。
アカデミー賞受賞にも期待が掛かる『ハクソー・リッジ』は6月24日(土)より全国ロードショー。(海外ドラマNAVI)
Photo:『ハクソー・リッジ』
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