悪名高きバイク・クラブの無法者たちを描き人気を集めた、米FXのTVシリーズ『サンズ・オブ・アナーキー』のスピンオフに、『バトルスター・ギャラクティカ』のウィリアム・アダマ役でも知られるベテラン俳優エドワード・ジェームズ・オルモスが出演することが分かった。米Entertainment Weeklyが報じている。
今回のスピンオフで焦点が当てられるのはメキシコ系クラブの"マヤンズ"で、メキシコ国境近くのカリフォルニアの支部メンバー候補であるEZ・レイズが中心となるよう。EZは地元のカルテルに対し復讐心を抱いており、彼の葛藤や彼の人生に登場する女性たちの物語が描かれる。FXはすでにパイロットの製作を決定しているが、シリーズ化については今のところ未定だ。エドワードが本作でどのような役を演じるかも明らかになっていない。
エドワードは1982年に映画『ブレードランナー』でブレイクして以降、数々の映画やTVドラマに出演。TVシリーズでは、前述の『バトルスター ギャラクティカ』のほか、1984年から1989年に放送された『特捜刑事マイアミ・バイス』(マーティン・キャステロ役)や、『ザ・ホワイトハウス』(ゲスト出演:メンドゥーサ判事役)、『デクスター ~警察官は殺人鬼』(ゲスト出演:ジェームズ・ゲラー役)などに出演。近年ではマーベルの人気ドラマ 『エージェント・オブ・シールド』にもロバート・ゴンザレス役で登場している。
スピンオフの監督はオリジナルシリーズのクリエイター、カート・サッター。脚本はサッターとエルギン・ジェームズ(『リトル・バード 164マイルの恋』)が執筆し、来月にも撮影がスタートする予定。(海外ドラマNAVI)
Photo:エドワード・ジェームズ・オルモス
Izumi Hasegawa / HollywoodNewsWire.net