過去に戻るならドラえもんのタイムマシンがいい!?『タイムレス』声優インタビュー初公開

4月よりAXNで日本独占初放送となる『タイムレス』。その吹替を担当した加藤有生子(ルーシー・プレストン役)、中村悠一(ワイアット・ローガン役)、高木渉(ルーファス・カーリン役)の特別インタビューが初公開された。

米NBCにて2016年秋にスタートした本作は、秘密裏に開発されたタイムマシンを盗み、歴史上重要な出来事の数々を変えようとする謎の男の企みを防ぐために集められたチームの姿を描く歴史SFミステリー。緊急事態を受けて集められたのは、歴史学教授のルーシー、軍人のワイアット、タイムマシンに精通するルーファスという異色の3人組。ヒンデンブルク号爆発事故やリンカーン大統領暗殺、ウォーターゲート事件などの歴史の分岐点を、新たな視点で綴っている。謎の男との攻防や、過去に関わることで起こる現在への影響といったスリルとミステリー要素も楽しめ、トリビア情報も満載だ。

インタビューでまずは『タイムレス』の感想について聞かれた3人。中村は「一話ごとに時代も変わるため、セットや衣装を毎回作り直さければならず、手間とお金がかかっている」と分析。「妄想癖がある」と自身の意外な一面を明かした加藤は、いろいろな時代に思いを馳せることができる本作にすっかり魅了されたそうで、「こんなに顔が細い人の吹き替えを担当するのは初めて」というお茶目なコメントも。高木は「スピーディーな展開で、制作陣もキャストも続きを楽しみにしている」と収録現場の反応を教えてくれた。

歴史上の出来事を変えるか否かでジレンマを感じる登場人物たちと同じ状況になったらどうするかを聞かれると、変えることに懐疑的なルーシーを演じる加藤は実は「変える」派だと表明。ただし、「死ぬ運命の人も助けちゃうかな」と答えた後、高木から「それがきっかけで、ほかの人が死んでもいいの?」とツッコまれるとルーシーと同じく頭を悩ませることに。「500円を落とした人にそれを教えてあげるくらいのことはしても、歴史が大きく動くポイントは変えない」と中間の立場を取った中村に対しても、高木は「その500円がきっかけで大統領になる人が出るかもよ?」と指摘。

その高木が演じるルーファスはタイムマシンの専門家だが、本人は時間旅行をするとしたら自分のチームが開発したものではなくドラえもんのタイムマシンを使いたいと衝撃の告白。『タイムレス』のタイムマシンが激しく振動するため、過去に行くたびにキャラクターが"タイムマシン酔い"を起こしているからだと理由を説明すると、ほかの二人も賛同していた。

最後、見どころについては「時代ごとの衣装と本物そっくりの歴史上の人物。リンカーンはCGかと思うくらいソックリ」(加藤)、「日本人にもなじみ深い人物も登場するので、楽しみながらアメリカの歴史を学べる」(中村)、「単純に正義と悪に分けられない目的のために各々が行動し、人間関係がどうなっていくのかに注目」(高木)と、三種三様のポイントを教えてくれた。このインタビューのロングバージョンを後日掲載するのでお楽しみに!

『タイムレス』はAXNにて、字幕版が4月2日(日)22:00より、二ヶ国語版が4月3日(月)23:00よりスタートとなる。(海外ドラマNAVI)

Photo:(右より)加藤有生子、中村悠一、高木渉
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